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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

藤曲 敬宏 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2022番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 藤曲議員にお答えいたします。
 本県の観光に対する私の姿勢についてであります。
 観光産業は宿泊、飲食、交通など関連する分野の裾野が広く地域経済の牽引役であることはもちろんのことでございますが、自然環境の保全、文化の継承、地域への愛着や誇りの醸成など大変重要な役割を担っております。
 私は京都の生まれですから観光の重要性は誰よりもよく知っている一人であります。
 長期化するコロナ禍の打撃を受けて本県の観光産業はまさしく危機的な状況にあり、その一刻も早い回復が今の県政の最優先課題であるという認識を持っております。
 まずは、旅行需要の創出が急務であります。昨年度来、感染状況を踏まえながら観光促進事業「今こそ!静岡元気旅」を実施し、県民を中心に延べ六十万人を超える皆様に御利用頂いてまいりました。しかし度重なる感染拡大により昨年一年間の宿泊客数は、コロナ禍前の令和元年に比べ六割程度にとどまっております。
 この状況を打開するためには速やかに需要喚起策を再開することが重要です。まずは感染状況が落ち着いていることが前提ではありますけれども県内への宿泊、日帰り旅行の割引事業を開始し、ゴールデンウイーク以降には事業規模を大幅に拡大いたしまして、首都圏をはじめ全国を対象とした観光促進事業を展開し、旅行需要と消費を喚起することで観光産業の早期回復を図るための予算を本議会でお諮りしているところであります。
 さらに、新しい生活様式が定着し観光スタイルが多様化、複雑化する中、将来にわたり国内外の人々を引きつける観光立県であり続けるためには、新たな観光サービスを創出するための取組として豊かな食文化を生かしたガストロノミーツーリズムや地域の魅力を再発見するマイクロツーリズムを推進してまいります。またDMOや県立大学などと連携いたしまして将来の観光地域づくりを担う人材育成を進めるほか、観光デジタル情報プラットフォームを活用し旅行者の嗜好に応じた情報提供並びにデータの分析により旅行者の満足度の向上を図るいわゆる観光デジタルトランスフォーメーションを推進してまいります。
 まずは、積極的な観光促進策を通じて現状を打開しようと懸命に努力をなさっている観光産業の回復に全力を尽くしてまいります。さらに本県の観光の本格的な再生に向けて市町、観光事業者、地域住民、皆様の声に耳を傾けながら変容する旅行者ニーズに十分応えられる魅力的な観光地域を形成し、将来にわたって持続可能な観光産業の発展を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp