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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年2月静岡県議会定例会

和田 篤夫 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2016番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(野知泰裕君) 新東名の御殿場ジャンクション以東及び仮称御殿場インターチェンジへのアクセス道路についてお答えいたします。
 新東名高速道路の御殿場ジャンクション以東につきましては、中日本高速道路株式会社が平成三十二年度の全線供用に向けて事業を推進しており、このうち県内の約十八キロメートルの区間におきましては現時点で用地取得率が八割に達するとともに工事着手率も六割を超え、御殿場ジャンクションの高架橋や県境のトンネルなどの工事が着実に進められております。
 また、アクセス道路のうち国が施行する国道百三十八号バイパスにつきましては用地取得率が八割を超え、現在茱萸沢や須走の高架橋及び水土野地区の盛り土の工事などが着実に進められております。県が施行する県道仁杉柴怒田線につきましては用地取得率が約九割に達し本線やランプ部の橋梁工事に着手したところであります。また国道四百六十九号御殿場バイパスにつきましては事業区間一・六キロメートルのうち優先整備区間である北側〇・九キロメートルの用地買収に来年度から着手する予定であります。
 県といたしましては、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機にさらなる交流の拡大と地域振興が図られるよう中日本高速道路株式会社や国に対し新東名及び国道百三十八号バイパスの早期完成を働きかけるとともに、県が施行しているアクセス道路につきましても新東名の供用に合わせて完成するよう整備推進に努めてまいります。
 次に、北駿地域における水田整備の今後の展開についてであります。
 北駿地域では、これまでに高根東部地区など六地区四百二十一ヘクタールで水田の圃場整備が完了し、現在は高根西部塚原地区など五地区二百二十四ヘクタールで実施しております。また新たに中清水など二地区の整備を計画しており将来的には全体で十三地区約七百五十ヘクタールで大型機械の導入を可能とする生産性の高い優良農地が確保される見込みであります。
 このように、先進的に圃場整備に取り組んでいる北駿地域においても農業者の高齢化等による担い手不足が懸念されており、地域のブランドを維持し安定した農業経営を維持するためには基盤整備による生産コストの削減とあわせて意欲ある農家への農地の集積を促進することが必要となっております。このため本年度、高根西部地域では担い手農家と地権者が農地の効率的な利用を話し合う場となる高根西部農地利用組合を設け、山之尻地区において地権者二十六名の水田十一・六ヘクタールを農地中間管理事業の活用により担い手農家六名に集積したところであります。また現在整備中の地区や今後事業化を予定する地区においても農地中間管理事業の活用を進めてまいります。
 県といたしましては、計画的な基盤整備の推進とあわせて担い手農家が地域農業を牽引していく体制づくりを進めることにより北駿地域の優良な水田を後世に引き継いでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp