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本会議会議録

議会補足文書

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平成26年6月静岡県議会定例会
和田 篤夫(文化観光委員会)委員長報告
発言日: 07/09/2014
会派名: 自民改革会議


○議長(多家一彦君) 次は、文化観光委員会委員長 和田篤夫君。
       (二十一番 和田篤夫君登壇 拍手)
○二十一番(和田篤夫君) 文化観光委員会における審査等の概要について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました議案はありませんので、所管事項について調査を行いました。
 まず委員から、富士山静岡空港開港から四年間の県内経済への波及効果の推計に関し県の評価と県民への説明についてただしたところ、当局から、今回の推計で毎年二百億円前後の経済波及効果があることが明らかとなり、富士山静岡空港は重要な社会インフラであることを示すことができたと考えている、県民に対しては富士山静岡空港の社会インフラとしての有用性について理解してもらうことが重要であるため、経済波及効果等について県ホームページに掲載するとともにパンフレットを活用し広く周知に努めていく、今後は空港利用者数七十万人という後期アクションプランにおける目標の早期達成と県内経済への波及効果の拡大に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
 次に、富士山世界文化遺産登録に当たって世界遺産委員会から勧告のあった登山道の収容力の研究や登山者数のあり方についてただしたところ、登山者動向を把握するため今年度は週末を中心に登山者数の実数調査を行う、収容力は登山者の総量ではなく山頂やトイレの混雑状況など複数の指標により総合的に判断するとともに、登山者の分散化を促進していくという答弁がありました。
 次に、韮山反射炉の世界文化遺産登録に向けた県の具体的な取り組みについてただしたところ、県では伊豆の国市に対し管理保全体制を整備するための韮山反射炉管理保全計画の策定支援や、反射炉本体のれんが部分を修復するための調査への技術的支援を行っている、また九州・山口の近代化産業遺産群世界遺産登録推進協議会と連携しながら、富士山の世界文化遺産登録の際の経験を生かし情報提供を行っている、今後も観光施設整備事業費補助金の補助率をかさ上げし、伊豆の国市が計画しているガイダンス施設の整備を促進するとともに、関係省庁や自治体と連携を密にしイコモスによる現地調査への適切な対応とさらなる機運の醸成を図り、富士山に続き県内二つ目の世界遺産に登録されるよう全力で取り組んでいくとの答弁がありました。
 次に、ふじのくに観光躍進基本計画の戦略に関し地域魅力ふれあい型観光支援制度についてただしたところ、自然や食など現地でしか味わえない高品質かつ本物の観光資源を一元的に提供するため、旅行商品の造成、販売を支援する官民共同事業体を県が立ち上げ支援していく、近年、個人旅行や体験型旅行が増加してきていることによりリピーターの重要性が増している中で、この制度の一番の目的は来訪者が本県の真の魅力を体感しリピーターになってもらうことであるとの答弁がありました。
 そのほか、ふじのくに文化振興基本計画の今後の展開、グランシップの改修工事に伴う休館の影響、世界遺産等を利用した一体的観光誘客の取り組み、富士山女子駅伝の継続的な実施の見通し、富士山静岡空港における国内路線の将来的な可能性などについても質問等がありました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp