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本会議会議録

質問文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会 質問


質問者:

牧野 正史 議員

質問分類

質疑

質問日:

06/18/2020

会派名:

公明党静岡県議団


質疑・質問事項:

1 第八四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」につい
 て
(1) 新型コロナウイルス感染症対策
  ア 新型コロナウイルス妊産婦総合対策事業費助成
  イ 外国人技能実習生等再就職支援事業費
  ウ 離職者等再就職支援事業費
(2) 社会経済活動の再開に向けた取組
  o 総合防災アプリ「静岡県防災」避難所感染防止対策
   事業費


○議長(山田 誠君) 議事日程により、知事提出議案のうち、第八十四号「令和二年度静岡県一般会計補正予算」を先議します。
 これから質疑を行います。
 通告により、二番 牧野正史君。
       (二番 牧野正史君登壇 拍手)
○二番(牧野正史君) おはようございます。私は、公明党静岡県議団の所属議員として通告に従い第八十四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」について質問します。
 新型コロナウイルス感染症のための緊急事態宣言が五月二十五日に解除され本県でも新しい生活様式にのっとりながら日常生活と経済活動を段階的に取り戻しつつあります。朝は元気に登校する児童の姿が戻り、とりわけまだあどけなさいっぱいでマスクをして登校する小学一年生がほほ笑ましく一日も早いコロナ収束を祈らずにはいられません。
 今回の補正予算も限られた財源の中で必要なところへ的確にスピーディーに実施し効果を上げるべきとの観点から質問します。
 初めに、新型コロナウイルス感染症対策のうち、新型コロナウイルス妊産婦総合対策事業費助成について伺います。
 今回県は、妊婦がPCR検査を受けるための費用への助成に新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金を使います。我々議員提案で創設された基金が妊婦の皆様のために早速役に立てることは非常に喜ばしく思います。この基金を使った助成内容について伺います。
 また、妊婦の方の中には感染を疑う症状の方と同じ場所でPCR検査を受けることに不安を感じる方もいると考えますが、妊婦のPCR検査体制をどのように考えているのか伺います。
 次に、外国人技能実習生等再就職支援事業費について伺います。
 外国人技能実習生の中にはコロナの影響で帰国もできず実習先の仕事がなくなり収入も途絶え、一律十万円の特別定額給付金の対象からも外れ窮地に追い込まれている方もいます。県が外国人技能実習生と企業を結びつけるために配置したコーディネーター二名は、どのような役割を持って機能し実習生を支援していくのか伺います。
 次に、離職者等再就職支援事業費について伺います。
 新型コロナウイルスの影響による全国の失業者は二〇〇八年のリーマンショック時を超えると懸念されています。特に非正規社員の解雇、雇い止めが顕著です。県は再就職を支援するため離転職向けの職業訓練の定員を八十人拡充し千八百人強としたところでありますが、拡充した人数の考えと今後の離転職者訓練についての県の所見を伺います。
 最後に、社会経済活動の再開に向けた取組のうち、総合防災アプリ「静岡県防災」避難所感染防止対策事業費について伺います。
 新型コロナウイルス感染症によって災害時に密を避けながらの避難所運営の在り方を改めて考えさせられることになりました。これから本格的な出水期に入り豪雨災害等から逃れるため避難所を活用する可能性はゼロではありません。県は今回静岡県防災アプリをシステム改修し新たな機能を付加して非接触型の避難所運営を支援するとのことですが、この機能の導入時期と効果について伺います。以上、答弁を求めます。
○議長(山田 誠君) 藤原健康福祉部長。
       (健康福祉部長 藤原 学君登壇)
○健康福祉部長(藤原 学君) 牧野議員にお答えいたします。
 第八十四号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」についてのうち、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。
 新型コロナウイルス妊産婦総合対策事業費助成についてでありますが、新型コロナウイルス感染症に対する妊婦の不安解消のため、かかりつけ産婦人科医と相談し本人が希望される場合PCR検査を受ける費用として妊婦一人当たり二万六千円を上限として助成いたします。この助成額の上限につきましては、県内の地域外来・検査センターで実施している検査の費用を参考に設定しておりますが、国の補助単価の二万円を超えた分に対して新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金を活用し妊婦の負担軽減を図ってまいります。
 また、妊婦に対するウイルス検査の実施に当たりましては新型コロナウイルス感染症の疑いのある方の検査とは分離し、例えば妊婦専用の時間帯を設けたり専用のブースを設置するなど医療機関や関係団体等の協力を得ながら妊婦が安心して検査を受けられる体制を整備してまいります。以上であります。
○議長(山田 誠君) 天野経済産業部長。
       (経済産業部長 天野朗彦君登壇)
○経済産業部長(天野朗彦君) 新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、外国人技能実習生等再就職支援事業費についてお答えをいたします。
 新たに配置する二名のコーディネーターにつきましては、技能実習生本人の希望に添った再就職先の開拓や新たな受入先での円滑な就労に向けた相談を行うほか本人や受入先の要望に応じたオーダーメード型の研修を企画する役割を担っております。また企業に対しましては在留資格の取得申請や受入れ体制の相談にきめ細かく対応していくことで将来にわたって安定的な雇用の実現が図られるよう努めてまいります。
 県といたしましては、外国人技能実習生は共に暮らす静岡県民であるという視点に立ち入管当局や労働局、経済団体、市町などの関係機関、団体と共に、新型コロナウイルスの感染拡大により厳しい生活、就労状況に直面する外国人の方々に親身に寄り添う支援に取り組んでまいります。
 次に、離職者等再就職支援事業費についてであります。
 新型コロナウイルス感染拡大により非正規社員などを中心に今後解雇や雇い止めが急増するおそれがあります。このため県では各技術専門校における離転職者訓練の定員を拡充し国の高齢・障害・求職者雇用支援機構と連携いたしまして県全体でリーマンショック時並みの二千四百人の訓練定員数を確保し所要の予算を本議会にお諮りしているところであります。
 職業訓練の実施に当たりましては、速やかな再就職につなげていくために御本人の御希望も踏まえつつ求人ニーズの高い介護分野や新型コロナ危機を契機に急速に進む職場のデジタル化に対応するスキルの向上等を目的とした科目の拡充などを図ってまいります。また訓練受講者を対象とした個別相談や面接指導の充実を図り離職された方々の就職活動への支援を一層強化してまいります。
 県といたしましては、引き続き深刻化する雇用情勢を踏まえまして官民の連携を強め失業者の増加を防ぐ対策に注力をしてまいります。以上であります。
○議長(山田 誠君) 金嶋危機管理監。
       (危機管理監 金嶋千明君登壇)
○危機管理監(金嶋千明君) 社会経済活動の再開に向けた取組についてお答えいたします。
 総合防災アプリ「静岡県防災」避難所感染防止対策事業費についてでありますが、新たな機能の導入時期につきましては本年度末を予定しており可能な限り早期の導入を目指してまいります。
 導入の主な効果といたしましては、防災アプリに個人情報や体調関連情報を事前に入力することで避難所の受付手続が簡素化され感染リスクの低減効果が期待されます。また体温や体調などの情報を毎日アプリに入力してもらうことで避難者の健康管理にも活用したいと考えております。以上であります。
○議長(山田 誠君) これで牧野正史君の質疑は終わりました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp