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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年9月静岡県議会定例会

西原 明美 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/26/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 県中西部地域におけるファルマバレープロジェクトの展開についてお答えをいたします。
 県立静岡がんセンターを核として医療城下町の形成を目指すファルマバレープロジェクトは、平成十四年の事業開始以来十七年にわたり地域の企業の医療健康分野への挑戦を積極的に支援してまいりました。これまでに約五十の中小企業が新たに薬事法の参入の壁を乗り越えて医療健康産業への参入を果たし百十五件の具体的な製品への事業化が実現をしております。
 本県の医薬品、医療機器合計生産金額は九年連続で全国一位であります。国からは総合特別区域の制度に基づく評価・調査検討会の中でふじのくに先端医療総合特区がライフイノベーション分野で全国一位の評価を得ました。このようにプロジェクトは着実に進展しております。
 本プロジェクトは、医療健康分野の研究開発から事業化に至るまでの一貫した支援体制と研究機関や大学、産業支援機関等とのネットワークを構築しております。これらを活用して県中西部地域でも事業を展開をしております。具体的には、中核支援機関のファルマバレーセンターが医療現場のニーズを把握し広く県内企業の持つ技術シーズを結びつけ患者、家族の視点に立ったものづくりを支援しております。また県立総合病院や聖隷三方原病院など県中西部の医療機関で医療従事者向けの展示会を開催し企業が開発した製品の普及を図っております。
 こうした取り組みを通じて、焼津市内の企業が創薬技術の開発を目指してファルマバレーセンターに入居する例や、県中部地域での中小企業四社が医療機器の共同受注を目指して協同組合を立ち上げる等の成果も出ております。
 さらに、今般新たな挑戦として我が国が直面する超高齢社会の課題克服に向け健康長寿・自立支援プロジェクトをスタートしました。高齢者の自立を支援する補助器具等の開発のほか、県立静岡がんセンターの臨床研究プロジェクトHOPEの遺伝子解析データを活用して老化現象の進行予測や予防に取り組んでまいります。
 県といたしましては、新たな局面を迎えるファルマバレープロジェクトの県内全域での事業展開をこれまで以上に進めその成果を地域に着実に還元していくことでプロジェクトの掲げる世界一の健康長寿県の形成を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp