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令和2年9月静岡県議会定例会
田内 浩之 【 討論 】 発言日: 10/12/2020 会派名: ふじのくに県民クラブ |
○議長(山田 誠君) 次に、三十番 田内浩之君。
(三十番 田内浩之君登壇 拍手)
○三十番(田内浩之君) 私は、ふじのくに県民クラブを代表して知事提出の第百三号議案から第百三十三号議案まで全ての議案に賛成の立場から若干の意見を述べて討論させていただきます。
第百三号議案令和二年度一般会計補正予算につきましては、私たちふじのくに県民クラブの新型コロナウイルス感染症対策に関する要望にお答え頂いた内容でありますので、特に二点新型コロナウイルス感染症対策、新しい生活様式を踏まえた取組を評価し賛成をいたします。
まず、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、我が会派からの要望である市町が実施する避難所等の感染症対策をはじめとした感染拡大防止策と医療提供体制整備においての状況に応じた的確な対応を評価いたします。今後は予想される秋冬の感染拡大に向け感染者受入れ病院間の情報共有システムの構築など今必要な取組を着実に実行していただきたいと思います。
そして、生活者や事業者への支援におきましては、限られた予算のために十分とは言えないまでも中小企業への県制度融資新型コロナウイルス感染症対応枠の取扱期間延長や生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金等の貸付原資の追加造成、収入が減少しているNPO法人への事業継続を支援する応援金の交付など実態に即した対応を評価したいと思います。様々な支援策を進めていただきますが、苦しんでいる企業や生活困窮者の声を率先して聞いていただき支援の手が届かないことがないようにお願いしたいと思います。
新しい生活様式を踏まえた取組につきましては、ふじのくにライフスタイルの構築についてテレワークの推進など県民の生活スタイルの変化に応じた予算が組み込まれています。またフジノミクスによる経済の活性化のうち、山の洲(くに)の連携による県産品の消費拡大においては全国に発信ができる地域活性化のモデルとして大変期待をしています。
しかし、ふじのくにライフスタイルの構築についてのうち、企業や人材を本県に誘致する取組に関しては情報発信以外の目立った取組が見受けられませんのでさらなる取組が必要だと感じております。特にサテライトオフィスの誘致をはじめとした企業誘致に関しては先進的な取組をぜひお願いいたします。
以上、全ての議案に賛成をし議員各位の賛同を頂きますようお願い申し上げ討論とさせていただきます。(拍手)
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