ここから本文です。
平成27年3月静岡県議会臨時会
蓮池 章平 【 討論 】 発言日: 03/27/2015 会派名: 公明党静岡県議団 |
○議長(多家一彦君) 以上で総務委員長の報告は終わりました。
総務委員長の報告に対し質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(多家一彦君) 質疑はないものと認めます。
これから討論を行います。
通告により、三十番 蓮池章平君。
(三十番 蓮池章平君登壇 拍手)
○三十番(蓮池章平君) 私は公明党県議団を代表して、知事から提出されています第八十七号議案、教育長の人事案に対して反対の立場から討論を行います。
この議案の取り扱いについては、県議会としても異例の取り扱いとなりました。新しい教育委員会制度への移行に伴う教育長の人事ですから、議会もしっかりとかかわるという観点からは議会の対応としてはやむを得ない対応であったと考えます。
これまで、公明党県議団として、知事から最適の人選として提出された案件であり過去の逮捕歴や言葉遣いなど気がかりな点もありましたが、大局に立ち総務委員会においても賛成をしてまいりました。
その後、会派としてネットワークを駆使し情報の収集、調査を続けてくる中で本日までに新たな情報が寄せられ、その検証作業も行ったところであります。さらに今回の人事議案における議会対応などを考慮すると、新教育長の過去の言動などで知事の任命責任や教育長に対する責任追及など今後さらなる混乱が起こることも想定をされます。そうした混乱が教育の現場や静岡県の未来を担う子供に及んでは、教育力の向上を目指す本県にとりましても決してプラスになるとは思えません。
以上の理由により、木桂藏氏を教育長として承認することはできないと総合的に判断し、本議案については反対をさせていただきます。以上、討論といたします。
お問い合わせ