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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

野田 治久 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/22/2023番目)
答 弁 者副知事


○副知事(森 貴志君) 伊豆地域における林業振興についてお答えいたします。
 海外情勢の不安定化に伴う外国産材の供給不安により住宅分野を中心に国産材回帰への動きが高まっております。こうした状況を踏まえ伊豆地域の木材を使い製材、合板から近年需要が高まっている木質バイオマス用のチップに至るまで各用途の需要に応じた利用拡大を図るためには丸太の生産拠点づくりと木材の安定的な供給体制の構築が重要であります。
 丸太の生産拠点づくりに向けては、三次元点群データを活用した森林クラウド情報により生産性の高い木材生産団地をつくるためのエリアを選定するとともに、大型トラックで丸太を効率的に運搬するための路網や架線施設等の整備を重点的に進めております。またFAOIプロジェクトの先端技術コーディネーターによる林業経営体と技術企業とのマッチングの成果として苗木や獣害防護柵のドローンを活用した運搬など、今後も新たな技術の現場実装による主伐後の再造林の省力化に注力してまいります。
 木材の安定供給体制の構築に向けましては、県東部及び伊豆地域においてデジタル林業の戦略拠点を形成すべく伊豆市大平に整備された中間土場を核とした流通の再構築を目的として今月七日、林業経営体や木材加工業者、IT企業、研究機関等で構成するコンソーシアムを設立し三月下旬の国のデジタル林業戦略拠点構築推進事業の採択に向けて準備しております。
 今後は、林業経営体から提供される画像データ等により丸太の生産状況をリアルタイムで把握し伊豆地域等の木材需給を一元管理する効率的な仕組みの導入を進めるなど、デジタル技術を活用して需要変動に即時対応できる新たなサプライチェーンを構築してまいります。
 県全体の木材生産量五十万立方メートルの目標達成と定着に向け、生産性を高める基盤整備やデジタル化により木材の生産と利用を拡大することで伊豆地域の林業の振興を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp