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平成30年5月静岡県議会臨時会
議長の辞職 【 採決 】 発言日: 05/18/2018 会派名: |
○副議長(山田 誠君) 続いて報告します。
杉山盛雄君から議長の辞職願が提出されています。書記に朗読させます。
(書 記 朗 読)
辞 職 願
今般一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
平成30年5月17日
静岡県議会議長 杉 山 盛 雄
静岡県議会副議長 山 田 誠 様
○副議長(山田 誠君) 議事日程に追加して、議長辞職の件を議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(山田 誠君) 異議なしと認め、これを議題として採決します。
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(山田 誠君) 異議なしと認め、議長の辞職を許可することに決定しました。
○副議長(山田 誠君) 前議長杉山盛雄君から退任の御挨拶があります。杉山盛雄君。
(五十三番 杉山盛雄君登壇)
○五十三番(杉山盛雄君) ただいま議長辞職の許可をいただきましたので、一言退任の御挨拶を申し上げます。
昨年五月十八日の臨時会は、膝をけがをして松葉づえでの選挙でありましたが、私を議長に選出していただいたこと改めて心から感謝を申し上げる次第でございます。
以来、今日まで微力ではありますが円滑な議会運営に誠心誠意努めてまいりました。省みますと、世界遺産富士山の富士山世界遺産センターの開館、茶の都の拠点となるふじのくに茶の都ミュージアムの開館、そして議員提案条例である静岡県手話言語条例の制定、待ち望んでいた伊豆半島ジオパークの世界認定、そして知事と静岡県を代表いたしまして訪問したブラジル、中国への訪問が印象深く思い出されます。
昨年八月に、ブラジル静岡県人会創立六十周年記念において、県人会のおばあさんが遠くブラジルの地を訪れた私に満面の笑みを浮かべながら握手を求めて「こんなに偉い人と会ったのは初めてだ」と言っていただいたことを私は感激した次第でございます。
また、本県と中国浙江省との友好提携は私の父が議長を務めた昭和五十六年に始まり、第一回の調印を行い、そして三十五周年というこの節目に訪問を団長としてすることができました。大変に感慨深いものがありました。今後とも人的交流がますます幅広い分野に浸透し、両国の友好がさらに進化をするものと確信をしております。
おかげさまをもちまして、無事議長としての職責を果たすことができ本日を迎えられましたことは、ひとえに議員の皆様方の多大な御配慮と御協力のたまものであり心から感謝を申し上げる次第でございます。
今後は、一議員といたしまして県勢の発展に向け一層の奮闘努力をしてまいる所存でありますので変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようにお願い申し上げ、退任の御挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手)
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