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本会議会議録

議会補足文書

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令和2年9月静岡県議会定例会
和田 篤夫(建設委員会委員長)委員長報告
発言日: 10/12/2020
会派名: 自民改革会議


○議長(山田 誠君) 次は、建設委員会委員長 和田篤夫君。
       (三十五番 和田篤夫君登壇 拍手)
○三十五番(和田篤夫君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百三号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」外六件であります。
 まず委員から、議案第百三号に関し繰越明許費を計上した理由及びその効果についてただしたところ、当局から、年度内に完了予定であった事業について地権者や関係機関との調整に時間を要したこと、十月一日に施行となった改正建設業法により著しく短い工期による請負契約の締結が禁止されたこと等が理由である、効果としては適正工期の確保と発注や工事完了の時期の分散により工事の平準化が図られるとの答弁がありました。
 次に、都市計画区域マスタープランの見直しにおける都市防災の位置づけについてただしたところ、大規模自然災害に備えた復興事前準備の推進を基本的な目標に掲げ都市防災に関する新たな目標や方針を都市計画区域マスタープランに明記し市町による防災の取組を促していく、頻発、激甚化する自然災害に対応するため都市防災の方針に基づいて今後も市町とハザードエリアの開発許可の適正化に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
 次に、令和三年度交通基盤部関係予算の見込みについてただしたところ、今年度が最終年度となる防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策について国は中長期的に計画的にやっていく必要があるとの認識を持っており、これは地方公共団体も同じ認識である、このため今年度並みの予算が確保できるように要望していきたいとの答弁がありました。
 次に、遠州灘海浜公園篠原地区野球場の施設整備計画の総点検結果と見直しの方向性案について県の認識をただしたところ、テレワークの進展やリモートサービス利用の広がりとともに県民意識は公共空間における安全・安心確保の重要性を再認識する方向に変化をしている、施設整備の在り方は国が検討する今後のまちづくりのあるべき姿の実現方策を注視し見極めていきつつもアフターコロナに対応した次世代型野球場としてインターネットを活用した新しい観戦方法やプレイヤーや観客の入退場の動線、トイレやシャワールームの位置、球場内諸室の換気機能といった環境整備も念頭に入れている、県民意見の再聴取は原案をベースにした見直し案により行うが手法については今後の作業の進捗状況や社会情勢に応じて検討していく、またコロナ禍による税収減の中、財源確保に向けた民間資金の活用は不可欠な要素であり事例や手法を調査しているが計画が具体化していないため企業として判断できないとの声も頂いているとの答弁がありました。
 これに対し委員から、いろいろな知見を取り入れ少しでも早く方向性が見いだせるように力を合わせて努力してほしい、コロナ対応に固執をして融通の利かない施設にならないように将来を見据えて計画を検討してほしい、県民からの意見聴取の方法は原案の変更状況に応じて適切に判断していただきたい、将来のスポーツ施設の在り方も含め県民の様々な意見を集約した計画を一緒に作っていきたいなどの意見がありました。
 そのほか、議案第百三号に関しキャンセル料を補塡した施設及び今後の支援内容、しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト実証実験の取組結果及び今後の計画、工事従事者の安全確保策、老朽化に伴い修繕が必要とされる道路構造物の状況、土木業務におけるICT活用の状況などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百三号、第百十六号、第百十八号から第百二十一号まで及び第百二十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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