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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年6月静岡県議会定例会

望月 香世子 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/20/2022番目)
答 弁 者副知事


○副議長(和田篤夫君) 出野副知事。
○副知事(出野 勉君) 漁業の継続に向けた漁業者支援についてお答えいたします。
 長引く不漁に加え操業に必要な燃油等の価格が高騰する中、本県水産業を次世代に引き継ぎ持続的に発展させるためには資源回復に向けた中長期的な対策に加え水産業者が事業を継続できるよう即効性のある経営支援策が必要となってまいります。
 資源回復に向けましては、水産・海洋技術研究所が中心となり水産資源の成育環境等の調査を基に不漁の原因究明を進めているほか、本年二月に竣工いたしました指導調査船「駿河丸」を活用しサクラエビ等の水産資源の管理に不可欠な詳細な資源量を把握する調査を行っております。またアサリ等の増殖技術や食害を防除する技術の開発も進めているところであります。こうした調査研究の成果を基に速やかに資源の回復に向けた方策を示し関係者と一体となった取組につなげてまいります。
 一方、喫緊の課題であります水産業者の事業継続への支援策として県では収入の減少を補する国の漁業共済等の利用を促進するため共済掛金の補助等の支援を行っております。また燃油価格の高止まりを受け、高騰対策の延長を六月補正予算案に盛り込み本議会にお諮りしているところであります。
 さらに、漁業が行われない時期の収入確保策として海藻養殖の技術  この海藻海の藻のほうの海藻ですけれども  海藻養殖の技術開発や普及を進めてきた結果ワカメなどの養殖が県内各地で根づきつつあります。今後は養殖のノウハウをまとめたマニュアルの作成やアカモクなど新たな海藻の養殖技術の開発に継続して取り組んでまいります。
 加えて、多様な漁業形態への挑戦や販路開拓など新たな収入源の確保に取り組む水産業者に対しては県の水産イノベーション推進事業によりスタートアップの経費を支援しており、今後も水産業界と連携しながら所得向上につながる発展的な取組を後押ししてまいります。
 県といたしましては、水産業が次世代に継承されるよう水産資源の回復に努めるとともに、水産業者の経営支援に全力で取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp