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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

蓮池 章平 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/29/2020番目)
答 弁 者知事(再質問)


○議長(山田 誠君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) リニア中央新幹線に関わる再質問、二点ございましたのでお答えをいたします。
 一つは金子社長との感触ということでございますけれども、思いが伝わったかどうかということの感触ですが伝わったというふうに私は思っております。これはなかなか難しいという会談であったんですけれども、やはり具体的であることが大切で、偶々牧之原の杉本市長にお届けいただきました天皇陛下への御献上茶、これが県庁にございましてこれを差し上げてよいと、差し上げてくださいというふうに市長さんのほうから言っていただきましたのでこれを振る舞うと同時にお持ち帰り頂いたんですよ。それからまた当日磯自慢の寺岡社長が自ら最高級の磯自慢の日本酒をお持ちいただきまして、これもぜひ社長に味わっていただきたいということで、そういう贈物をその場に置きまして同時にその御説明もいたしまして、これがなくなるというのは日本における農芸品の喪失になるということでこれは体にしみて分かるというふうに思いまして、まず敵対的な環境は全くなかったですね。いい人で話が通じる人と、ただお持ちになった案件が唯一ヤード云々の可否についてのことだけだったのでもう少し柔軟な対応ができる、そういうことが必要だというのを踏まえていただければ次回会談しても実りあるものにつながるんじゃないかと思っております。
 それからヤードに係る具体的なことですけれども、実はその数日前に鉄道局長が現場に入りまして静岡県、なかんずく知事が越権行為でいろいろと物申しているかのごとき発言をぶら下がりでなさっていられたわけですね。これはもう明らかに誤解も甚だしいところであります。我々は昭和四十八年に自然保全条例というのをつくっておりまして、これに基づいて全て厳正に対処してきたということでございます。今あそこで造られている作業員の働かれている施設等々はもちろん自然に対する作為を含みますのでその都度この条例に則してやってきたわけですけれども、目下のところは五ヘクタール以内の作業をされているということでございます。それを超せば当然活動拠点の整備であっても条例の対象になると。それから五ヘクタール以上になりますと、これは本体工事の場合には南アルプス全体が含まれますから五ヘクタール以上になります。当然これは、この自然保全協定を締結せざるを得ないと。活動整備拠点についても五ヘクタールを超えれば整備協定を結ばなくちゃいけないし、それからまた本体工事に入る場合は、これはもう自然環境五ヘクタールを超えるところに手を入れるわけですからこの保全協定を結ばなくちゃならないと。
 これは条例にうたわれているとおりで存じていらっしゃるかと思ったらですね、それは何か初めて聞くような考えでしたのでこの点はもうお持ち帰りになられたと。だけどそれは資料にも入れておきましたから必ずお分かりになるということで、今後具体的にヤードの整備についてどういう工事なのかと。社長は診療所を造りたいとおっしゃってまして、これなどはそこで百五十人ほとんどが静岡県民ですから、救急車が入れないような現状ですので大事なことだと思っておりまして、そうしたことは条例の範囲内で可能であれば認めるということで、まずはそういう基本的なスタンスを御理解いただくことが次のステップになるのではないかと思っているところであります。前につないだというふうに思っております。以上であります。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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