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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年2月静岡県議会定例会

増田 享大 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/28/2017番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監(若原幸雄君) 森の防潮堤づくりの推進についてお答えいたします。
 中東遠地域の沿岸域では、塩害などにより枯れてしまった十六キロメートル弱の海岸防災林のうち各市がレベルワンを超える津波対策としてかさ上げした約一・二キロの全ての区間において平成二十六年度から今年度にかけて国の農山漁村地域整備交付金事業により県が整備を行ってまいりました。
 具体的な植林の本数で申し上げれば、掛川市の一万飛んで六百二十本を初めといたしまして三市で合計三万二千七百九十二本。これはこの国の交付金事業だけの分でございまして、周辺でさまざま植林させていただいた分を含めますとその数倍に当たる、そういったような森の防潮堤づくりが進んでおるところでございます。
 今後でございますが、市のかさ上げが数年間で急速に進むことが見込まれておりますことから、県はこれまでの事業に加えまして平成二十九年度は本議会でお諮りしている豪雨災害等緊急対策の新規事業により今年度市によるかさ上げが見込まれている約二・二キロ全てにおきまして再整備を進めていく予定でございます。
 再整備に当たりましては、植栽木の確実な生育を促すための防風工を施工し、できる限り短期間に防風・防潮機能が発揮できるよう海岸防災林を育ててまいります。また潜在自然植生による森づくりの考え方を基本に据えまして、自然の力を生かしながら松だけでなく潮風に強いトベラ、マサキなどの防災機能の高い樹種を植栽しておりますので、長期にわたる高い防風・防潮機能の発揮を期待しているところでございます。
 県といたしましては、中東遠地域の海岸防災林が砂じんや塩害と戦ってきた先人の英知と努力で造成されてきました経緯を踏まえまして、地域の方にも植栽などに積極的に参画していただき県民に親しまれるふじのくに森の防潮堤づくりを進め、安全・安心な県土づくりに努めてまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp