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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

田内 浩之 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/30/2020番目)
答 弁 者副知事


○副議長(良知淳行君) 難波副知事。
       (副知事 難波喬司君登壇)
○副知事(難波喬司君) 県産農林水産物のEコマースについてお答えをいたします。
 Eコマースいわゆる電子商取引は、内容によってネット通販などと呼ばれるように製品やサービスをインターネット上で売買取引するものです。こうした取引はその利便性から既に大きな市場を形成しているところですが、新型コロナウイルスを契機に非接触で取引できるEコマースの需要は今後一層高まるものと予想されております。
 県でも売上げが著しく減少した農林水産物を中心に、既に四月補正予算におきましてEコマースを活用しJA静岡経済連のECサイトしずおか手しお屋と連携して県民による県産品の消費促進を目的とするバイ・シズオカ運動を展開しているところです。五月一日から六月二十五日までの約二か月間で八千五百十九件、約三千二百万円を売り上げ生産者への利益の還元と消費の喚起に一定の成果を上げつつあるものと考えております。ウイズコロナ、アフターコロナの時代は、こうしたオンライン取引は今後ますますその重要性を増してくるものと考えております。
 一方で、楽天やアマゾンのような広大なバーチャル市場が広がり多くの事業者の商品がその中に並ぶ中、いかに出品する商品の独自性や他にはない魅力を人々が評価し購入していただけるかが課題となります。
 このため、県では山梨県と連携しそれぞれの特産品をセットで販売するバイ・ふじのくにの取組をいたしました。新しい付加価値をつけた商品開発を行っているところであります。またこれまでインターネット通販での取扱いが難しかったキンメダイやイセエビなどの鮮魚を出品する仕組みを構築するなど購買者が魅力を感じる新たなビジネス創出に取り組んでまいります。
 加えて、七月中旬からは四七クラブなど三つのECサイトにおきまして本県産の農林水産物を全国に向けて販売してまいります。そこでは食材の王国にふさわしい多彩で高品質な農林水産物を数多く出品するほか、しずおか食セレクションやふじのくに新商品セレクションなどの厳選された認定商品なども幅広く取り扱ってまいります。新たなブランド形成を進めることが必要ですが、他のサイトや商品の差別化を行いサイトへのアクセスを高め人気サイトとして販売の促進につなげてまいります。
 県といたしましては、Eコマースの積極的な活用により食材の王国である本県産の農林水産物や食品の一層の販路拡大につなげていくとともに、アフターコロナの時代を見据えデジタル技術を駆使した新たな流通システムの構築や販売チャンネルの開発などを積極的に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp