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本会議会議録

質問文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年5月静岡県議会臨時会 質問


質問者:

平賀 高成 議員

質問分類

質疑

質問日:

05/18/2018

会派名:

日本共産党静岡県議会議員団


質疑・質問事項:


○議長(渥美泰一君) 以上で説明は終わりました。
 これから質疑を行います。
 通告により、一番 平賀高成君。
       (一番 平賀高成君登壇)
○一番(平賀高成君) 日本共産党の平賀高成です。知事提出議案の中から第八十七号議案、静岡県副知事の選任について伺います。
 この議案は、県副知事、難波喬司氏の任期が本年五月十五日に満了したため再び同氏を選任することについて同意を求めるものです。
 我が党は、同意人事については新任の場合は原則賛成し再任の場合は実績を見て判断するという立場をとってまいりました。そこで難波副知事を再任するに当たり、この間の実績をどのように評価し何を期待して再任するのか伺います。
 次に、第八十八号議案、静岡県教育長の任命について伺います。
 県教育長、木苗直秀氏の再任について同意を求めていますが、同様にこの間の実績をどのように評価し何を期待して再任するのか伺います。
 次に、第八十九号議案、静岡県監査委員の選任について伺います。
 監査委員の選任について県会議員の中から選任した監査委員、吉川雄二氏及び佐野愛子氏の両氏から退職の申し出があったので、後任として鈴木洋佑氏及び池谷晴一氏の両氏を選任することについて同意を求めるものです。
 昨年六月に、国は地方自治法を改正し条例で定めれば議員のうちから監査委員を選任しないことができるとしました。法改正を踏まえ議員枠を廃止する自治体は県レベルでは大阪府だけと聞いています。我が静岡県はこれまでどおり議員からも選任するという判断をし鈴木洋佑氏及び池谷晴一氏の両氏を選任することとしました。今回は一つの会派ではなく自民改革会議とふじのくに県民クラブの二会派から選任するとしていますが、どちらも平成三十年度の予算に賛成している会派からの選任となっています。あえて国の法改正の趣旨とは違う選択をし、議会選出の委員としてお二人を選任するのはどういう監査を期待して選ばれたのか伺います。
 また、我が党は御承知のように川勝知事提出の予算には地方自治法の住民の福祉の増進を図るのが基本との考えから厳しい立場をとってきました。また以前は自民改革会議から二人の監査委員というときもあり、同一会派で監査委員を独占して公正な監査はできないのではないかと批判してきました。現在では自民改革会議と第二会派のふじのくに県民クラブで分け合うという提案になっていますが、我が党が掲げる地方自治法の住民の福祉の増進という本来の地方自治の立場からの監査もあってしかるべきではないでしょうか。なぜ議会が推薦した三名から我が党推薦の議員を外してこの二人を選ばれたのか、我が党がこれまで住民の福祉の増進を図るという立場から指摘、批判してきた点は選任に当たりどのように考慮されたのか、選任の経緯と理由を知事に伺います。以上、答弁を求めます。
○議長(渥美泰一君) 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 平賀議員にお答えいたします。
 第八十七号議案「静岡県副知事の選任について」であります。
 実績に対する評価と再任に当たって期待することについてでありますが、難波喬司氏は副知事に就任以来国土交通省で培われた港湾、海岸の施設整備や災害対応に関する豊富な経験と見識を生かし静岡モデルの防潮堤整備の推進やAOI―PARCを拠点とした農業を基軸とする関連産業のビジネス展開、クルーズ船誘致による交流人口の拡大、通商の推進等々、防災と強靱な県土づくりや産業成長戦略といった県の主要施策を推進し県政運営において多大な貢献があったと評価しております。
 本年四月にスタートした静岡県の新ビジョンの実現に向け、その柱となる命を守る安全な地域づくり、富をつくる産業の展開、世界の人々との交流の拡大の三つの分野に通暁した難波氏を副知事として再任しスピード感を持った施策の推進を期待しているところであります。
 次に、第八十八号議案「静岡県教育長の任命について」であります。
 実績に対する評価と再任に当たって期待することについてでありますが、木苗直秀氏は教育長に就任以来、官民協働のふじのくにグローバル人材育成基金の創設による高校生の海外留学の支援、地域人材を活用した新しい地域スポーツクラブの立ち上げ等々、教育界のこれまでの慣習にとらわれず地域ぐるみ、社会総がかりの教育の推進におきまして多大な力を発揮されてきたものと評価しております。本年四月にスタートしたふじのくに「有徳の人」づくり大綱に掲げる施策の実現に向け、木苗氏を教育長として再任し有徳の人の育成に手腕を発揮されるものと期待しております。
 次に、第八十九号議案「静岡県監査委員の選任について」のうち、議員選出監査委員に期待することについてであります。
 昨年度、地方自治法の改正により議員のうちから選任する監査委員を置かないことも選択肢として設けられたところではありますが、本県におきましては議員としてのさまざまな経験や高い見識から地方公共団体の行政全般にわたって幅広い見地からの監査を行っていただけることを期待して、引き続き議員の皆様の中から監査委員を選任することとしたものでございます。
 次に、選任の経緯と理由についてであります。
 今般、議員のうちから選任する監査委員の候補といたしまして三人の方々の御推薦をいただきました。いずれの皆様も人格、識見ともにすぐれ、県の財務管理や事業の経営管理などについて的確に監査いただける方々であると確信しております。しかし議員のうちから選任する監査委員の数は二人に限られておりますことから、慎重に検討いたしました結果鈴木洋佑議員及び池谷晴一議員の両氏にお願いすることとしたものでございます。
 なお、県議会の議員の方々は、県民の負託を受け県民の代表として活躍されておりますので、監査委員にどなたが選任されても党派を超え公平公正を旨として適正に監査いただけるものと確信しております。以上でございます。
○議長(渥美泰一君) 平賀高成君。
       (一番 平賀高成君登壇)
○一番(平賀高成君) 再質問を一点行います。
 監査委員の選任の問題で、議会から三名の推薦がある中で二人に絞ったというあの説明のところで慎重に検討した結果この二人を選んだということなんですが、普通その選任する場合に当たって、この選考基準というのがあると思うんですが、どういうふうな選考基準があってどういうところをいろいろ判断をしてこういうふうな選出をしているのか、その中身を私は伺いたいと思います。
○議長(渥美泰一君) 杉山経営管理部長。
○経営管理部長(杉山行由君) 監査委員制度は、自治法上県の事務事業に精通された方、そういう方を監査委員としてふさわしい者というふうに選任基準になってございます。この選任基準に照らして知事は熟慮を重ねて慎重に検討した結果、お二人を選任されたものというふうに理解しております。以上でございます。
○議長(渥美泰一君) 平賀高成君。
       (一番 平賀高成君登壇)
○一番(平賀高成君) もう一度お伺いいたしますが、例えばその選考する場合に当たってどういうところを考慮して判断をするかと、そういうふうな項目があるんじゃないんでしょうか。普通いろんなことを判断をする場合に普通、選考基準というのがあると思うんですよ。そのところを私は伺っております。
○議長(渥美泰一君) 杉山経営管理部長。
○経営管理部長(杉山行由君) 繰り返しになりますけれども、地方自治法上、人格が高潔で地方公共団体の財務管理、事業の経営管理、その他行政運営に関しすぐれた識見を有する者とこういう選任基準に基づいて慎重に検討した結果お二人を選任したものと理解しております。以上でございます。

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