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本会議会議録

議会補足文書

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令和4年6月静岡県議会定例会
飯田 末夫(建設委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/01/2022
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、建設委員会委員長 飯田末夫君。
       (十五番 飯田末夫君登壇 拍手)
○十五番(飯田末夫君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第八十六号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」外二件であります。
 まず委員から、議案第九十七号に関し国道四百七十三号金谷相良道路Uの工事の進状況についてただしたところ、当局から、平成二十八年度に用地取得が全て完了し現在全面的に工事を実施している、これまでに主要な構造物である本線の橋梁七橋の全てについて工事着手しこのうち五橋が完成している、引き続き橋梁工事、本線道路工事などを着実に進め令和六年度中の開通を目指していくとの答弁がありました。
 次に、報告第十号及び第十一号についてそれぞれの概要と繰越しの主な理由についてただしたところ、報告第十号の翌年度繰越額は前年度比約百五十億円、二割減少した、災害復旧事業や国の追加公共事業が年度後半になり工事の時期が間に合わず繰り越したものが全体の四割弱の二百九億円余、通常の繰越しは三百六十五億円余で前年比約三十四億円減少した、報告第十一号の事故繰越は十二か所で前年度比約十二億円、十一か所増加した、新型コロナウイルス感染症の影響が十億円余、九か所のほかその他新たな地滑り面の追加調査、工法の再検討のため遅延したものや使用中の水道管が発見されたことにより急遽水道管の切り回しが生じ工事が一時休止となり遅延したもの等が三か所あったとの答弁がありました。
 次に、遠州灘海浜公園篠原地区野球場に関し野球場の照明によるアカウミガメ等の周辺環境への影響調査の実施予定についてただしたところ、八月下旬から十月の夜間にふ化した子亀を砂浜に放ちその動きを親察する予定である、調査に当たり地元のNPOや大学の先生などの専門家の助言指導を受けながら実施していくとの答弁がありました。
 これに対し委員から、専門家の方々は様々な持論や学説を持っており幅広く意見を聞く必要があるため今年度中の基本計画策定に向けて当委員会でも参考人として専門家を招き意見を伺いたいとの意見がありました。
 次に、土採取等規制条例の見直し時期が遅れたことと砂防指定地の区域を変更しなかったことが違法盛土の原因となったかについて見解をただしたところ、土採取等規制条例は平成九年に改正を行ったが他県で厳しい規制条例の制定が続いていたにもかかわらず本県の規制は緩く改正後においてもさらなる条例改正を検討すべきであったと考えている、砂防指定地の区域変更については土地改変行為に関して森林法や静岡県土採取等規制条例の規制を受け既に他法令による管理可能な状態であることから土地所有者等の二重の負担を避けるため砂防指定地の規制をかけなくてもよいと考えた、仮に砂防指定地の区域変更を行ったとしても既に実施されている行為には規制が及ばないため砂防指定地にすることにより問題の解決が図れることはなかったと考えるとの答弁がありました。
 そのほか、港湾におけるブルーカーボンの活用、建設産業における資材価格上昇の認識、道路の区画線引き直しの現場調査方法と今後の予定、三島駅南口東街区市街地再開発事業に対する県の要請内容、公共交通への自動運転の導入に向けた取組状況などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十六号、第九十七号及び第九十八号は全員一致をもってそれぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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