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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年6月静岡県議会定例会

牧野 正史 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/17/2022番目)
答 弁 者教育長


○議長(藪田宏行君) 池上教育長。
○教育長(池上重弘君) 私の目指す誰一人取り残さない教育についてお答えいたします。
 私は、これまで文化人類学や多文化共生を専門として取り組む中様々な外国人や困難を抱える児童生徒の現状を見てきました。また教育長就任後も現場主義の姿勢を大切にし県内の特別支援学校の訪問や先進的な夜間中学の視察のほか市町教育委員会との意見交換を進めております。
 学校には様々な児童生徒がいて、いじめや不登校に加え相対的貧困等の経済的格差やヤングケアラー等の社会的課題が顕在化してきていると認識しており、誰一人取り残さない教育の実現は私の重要な使命の一つと捉え取り組んでいきたいと考えております。
 取組に当たっては、ダイバーシティー  多様性とインクルージョン  社会的包摂の二つの視点が重要と考えております。違いがあるから排除するのではなく多様性を認め合い協力しながら社会全体でまとまっていこうという考え方です。外国人や障害のある方、子育て中の女性など多様な人々が社会参加することで多様性が強みとなり社会にとって大きな力となります。
 設置検討に加わってきた夜間中学については、今月に入学者説明会を、七月には入学願書の受付を実施いたします。夜間中学を必要としている人のニーズに応えることは学ぶ人たちの未来を切り開くだけではなく地域発展の原動力となる新たな人材の発掘や育成につながります。誰一人取り残さない教育を実現する上で学び直しの機会は大変重要になります。
 夜間中学や医療的ケア児への支援を含む特別支援教育など今後も現場主義を徹底し一つ一つ丁寧に自分の目で問題の本質を見極めることが必要と考えております。子供や先生方、保護者、地域の方々、こういった方々の声に耳を傾け関係者に寄り添いながら取組を進めてまいります。
 国籍や性別、障害の有無にかかわらず誰一人取り残さない教育の実現に向け地域ぐるみ、社会総がかりの教育に取り組んでまいりますので、県議会の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp