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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年12月静岡県議会定例会

伴 卓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/11/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 伴議員には、一歳半のお嬢様がいらっしゃいます由、兄弟姉妹は多いにこしたことはありません。伴議員の奮闘努力に御期待申し上げます。
 それでは、スポーツ王国しずおかの評価と取り組みについてお答えいたします。
 本県では、スポーツ王国復活に向けた施策の成果指標として、競技力の向上を目指す上で都道府県が四十一の競技について競い合う総合的な競技大会である国民体育大会の成績であらわすことが最もふさわしいと考え入賞ラインである総合成績八位以内を目標としているところであります。三年前には二十台に、二年前には二十位に、昨年は十六位、ことしが十七位とやや十台の半ばで低迷しているところでございます。
 確かに、議員御指摘のように国体の成績につきましては人口規模が大きい都道府県が上位を占めております。一方で同じ東海ブロックにある岐阜県は常に本県より上位の成績を得ております。このため岐阜県の取り組みの分析などを行い県体育協会、競技団体とともに来年度の福井国体に向けた対策の強化を準備しているところであります。また国体における少年、成年の種別による世代別の競技力の分析ではここ数年少年種別の成績が伸び悩んでいることが明らかであります。
 そこで、ジュニア期から強化していくことが急務となっております。まさしくスポーツ王国の真の復活のためには議員御紹介いただきましたごとく幼児期から遊びの中で運動を習慣化し、小学生期にはより多くのスポーツを体験できる環境をつくることが重要です。その中からさまざまな競技のアスリートとしてのすぐれた適性を発掘し、各競技団体がその才能を高めるという長期的ビジョンを備えた体系的な取り組みが必要となっています。
 このため、本県ではジュニアアスリート発掘・育成事業を本年度から開始いたしました。競技人口が少なく一貫した選手育成が難しい十二の競技におきまして、小学生期から競技特性に応じた運動能力の診断等専門的な知見に基づきアスリートとしての適性を見きわめ、戦略的な選手の育成強化につなげる取り組みを進めることにしているところであります。
 十二の競技といいますのは、ボート、ホッケー、ウエートリフティング、ハンドボール、自転車、フェンシング、バドミントン、弓道、ラグビー、カヌー、アーチェリー、なぎなたでございます。この十二競技を選んだ基準は競技団体がジュニア選手の発掘、育成を望んでいること、もう一つは競技に継続的に取り組む上で保護者の負担が少ないことであります。
 それ以外に、中学生、高校生期におきましても人材バンクなどを通じたすぐれた指導者の活用などにより競技力向上を目指す子供たちの意欲に応える取り組みを始めております。
 また、地域スポーツクラブというものも今実験的に始めておりまして、磐田を中心にラグビー、陸上競技でやっておりますけれども、学校の枠を超えたラグビーにおきまして中学生のチームが全国大会でトップクラスの成績をおさめたというそういういい結果も出ております。
 県といたしましては、今後とも競技団体や教育機関を初めとした多くのスポーツ関係者と連携し長期的な視点で未来のアスリートを育成する施策を積極的に推進し、県民の皆様に夢と希望と感動を与えるスポーツ王国しずおかの復活に向け全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp