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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

曳田 卓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/22/2023番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 曳田議員にお答えいたします。
 カーボンクレジットの創出に向けた取組についてであります。
 温室効果ガス削減量をクレジットとして認証し取引できるようにすることで環境と経済の両立を図るカーボンクレジット制度につきましては、県としても大いに注目しているところであります。
 これまで、榛南海域をモデルとして二酸化炭素吸収源となる藻場の面積計測手法を開発いたしまして、面積と二酸化炭素吸収量の精度を高めることでブルーカーボンの認証につなげていく取組を行ってまいりました。来年度は全ての産業分野にこうした二酸化炭素の削減量を明確にする取組を普及することによってカーボンクレジットへの登録数を増やすなど静岡県産のカーボンクレジット創出を図ってまいります。
 具体的には、農業分野では茶草場農法で栽培する茶園の炭素貯留量の多さに着目し茶園年間管理における二酸化炭素収支の算定などに取り組みます。森林分野では三次元点群データを活用して二酸化炭素吸収量を簡便に算定する手法により県営林のみならず林業経営体のクレジット認証を進めることといたします。今後クレジット制度の理解を深めた上で認証される二酸化炭素吸収量の増加を目指してまいります。
 また、今年度設置いたしました企業脱炭素化支援センターを活用してセミナー開催などによる脱炭素化の普及啓発をはじめ、省エネ支援員の派遣によるZEBなどの省エネ化の推進、温室効果ガス排出削減計画の作成の支援などを行うことにより中小企業におけるクレジット認証・登録を後押ししてまいります。
 こうした取組によりまして、現在需要側のニーズが高まっている中、不足する県内クレジットの絶対量を増やし将来的には県内で創出されたクレジットを県内の企業等のカーボンオフセットに利用する、言わば環境価値の地産地消につなげて環境と経済が両立した地域づくりを進めてまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp