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平成28年12月静岡県議会定例会 質問
質問者: | 平賀 高成 議員 | |
質問分類 | 委員長報告への質疑 | |
質問日: | 12/21/2016 | |
会派名: | 日本共産党静岡県議会議員団 | |
質疑・質問事項: |
○議長(鈴木洋佑君) これから会議を再開します。
常任委員長の報告に対し質疑を行います。
通告により、一番 平賀高成君。
(一番 平賀高成君登壇)
○一番(平賀高成君) 日本共産党の平賀高成です。
初めに、塚本大厚生委員会委員長に伺います。
報告では、国民健康保険の都道府県化の問題でそのメリットについての議論はいろいろあったということはわかりましたが、知事の諮問機関として国保の運営協議会を設置するに当たり、人選、構成について被保険者から三人、保険医、保険薬剤師から三人、公益を代表する者から三人など計十一で構成するとのことでありますが、国保で困っている県民の声を反映するために公募制などの議論はあったのでしょうか。
次に、渡瀬典幸総務委員会委員長に伺います。
請願第一号その一、請願事項「地震・津波・浜岡原発事故に対し、国・県・市町連携の避難計画および安全対策を立てさせるとともに、その情報を公開させてください」について先ほどの報告では既に情報公開されているとのことでしたが、PAZ圏、UPZ圏での避難計画は避難先の県までは決まっていますがそこから先の市町村までは決まっておらず、依然として完結しておりません。未解決の部分の議論はあったのでしょうか。
次に、田内浩之文化観光委員会委員長に伺います。
請願第一号その二、請願事項「大学生にも、静岡県独自に、返済不要の『給付制奨学金』制度を創設してください」及び「私学への経常費助成を大幅に増額してください。私学に通う児童生徒の授業料等の負担を軽減してください」、さらに「子どもたちのいのちと安全を守ってください。県内すべての学校建物の一〇〇%耐震化および老朽化対策に早急に取り組ませてください」との請願については、先ほどの報告では給付制奨学金については現在国において平成三十年度からの本格的な導入に向け平成二十九年度に試験的に導入することを検討しているとのことでしたが、逆にそうだからこそ請願を採択して促進を図れという議論はなかったのでしょうか。
最後に、宮城也寸志文教警察委員長に伺います。
請願第一号その三、請願事項「正規の教職員を増やして静岡式三十五人学級をより拡充してください。『下限二十五人』の条件を撤廃してください」については、前向きの報告があり、三十五人学級編制の完全実施について検討を開始したが新たに百人以上の教員の確保が必要になることから段階的に導入することも視野に入れて協議を行っているとのことでした。ここまで方向性、課題が一致しているにもかかわらず、請願を不採択とすべき理由についてどのような議論があったか伺います。
さらに、昨年お聞きした、一項目でも一致できるものがあればその項目だけ分割して採択するという議論はなかったのでしょうか。以上について伺います。
○議長(鈴木洋佑君) 厚生委員会委員長 塚本 大君。
(十七番 塚本 大君登壇)
○十七番(塚本 大君) 平賀議員にお答えいたします。
国民健康保険運営協議会の設置に関する審査についてでありますが、ただいま議員から質問がございました公募制に関する議論はありませんでした。以上であります。
○議長(鈴木洋佑君) 総務委員会委員長 渡瀬典幸君。
(四十七番 渡瀬典幸君登壇)
○四十七番(渡瀬典幸君) 平賀議員にお答えいたします。
請願第一号(その一)についての審査内容ですが、午前中の委員長報告で申し上げた以外には議論はありませんでした。以上でございます。
○議長(鈴木洋佑君) 文化観光委員会委員長 田内浩之君。
(二十三番 田内浩之君登壇)
○二十三番(田内浩之君) 平賀議員にお答えいたします。
大学生に対する給付制奨学金について請願を採択して促進を図るとの議論はありませんでした。以上であります。
○議長(鈴木洋佑君) 文教警察委員会委員長 宮城也寸志君。
(四十六番 宮城也寸志君)
○四十六番(宮城也寸志君) 平賀議員にお答えします。
請願第一号(その三)についての議論ですが、請願を不採択にすべきとの理由についての議論はありませんでした。また委員から、請願は広義の意味での議案であり、本県議会はこれまで議案一体の原則を適用していることから、項目ごとではなく一つの請願として一括して採択すべきであるとの意見がありました。以上です。
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