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本会議会議録
議会補足文書
令和４年２月静岡県議会臨時会
| 伊藤 和子 【 討論 】 発言日： 02/04/2022 会派名： ふじのくに県民クラブ |
○副議長（竹内良訓君） 次に、二十四番 伊藤和子君。
（二十四番 伊藤和子君登壇 拍手）
○二十四番（伊藤和子君） 私は、ふじのくに県民クラブを代表いたしまして知事提出の第一号議案「令和三年度静岡県一般会計補正予算」に賛成の立場からその理由と若干の意見を申し上げ賛成討論をいたします。
このたびの補正予算は、新型コロナウイルスの感染急拡大と本県へのまん延防止等重点措置の適用に伴い医療提供体制の強化や事業者への支援などに必要となる経費として百六十二億七千二百万円が計上されております。
昨年の年末には全国的に落ち着きを見せていた新型コロナウイルスの感染状況は、年明けとともにオミクロン株の感染が急拡大し現在本県はもとより全国において第六波の真っただ中にあり、本県をはじめとする全国三十五都道府県ではまん延防止等重点措置が適用されるなど先行きが見通せない状況が続いております。
我が会派におきましては、まん延防止等重点措置の適用に当たり知事に対して相次いで発生するクラスターや若年層への感染などに対応するために医療提供体制の拡充や営業時間の短縮、人流の抑制に伴い影響を受ける事業者への支援、学級閉鎖時の児童生徒たちのオンライン学習の活用や受験生への柔軟な対応などについて要望をいたしました。
今回の補正予算では、医療提供体制の強化として宿泊療養施設の増設やコロナ病床確保のため回復患者の転院や退院を促進した医療機関への協力金支給、三回目のワクチン接種に係る大規模接種会場の設置等が盛り込まれているほか県が時短要請等を行う飲食店への協力金や中小企業等への事業継続応援金の給付、児童生徒の学びの継続支援としてオンライン学習の実施等に向けた相談体制の強化等が盛り込まれており、我が会派の要望に沿うものであることから賛成をいたします。
当初県が想定していた第六波の範疇は既に超えつつあり、医療や保健所などの現場は対応に追われております。現場の方々がこれ以上の対応に窮することがないよう速やかな医療体制の拡充を図っていただきたいと思います。
また、度重なる時短要請等により飲食店などの事業者からは不安の声が多く上がっております。県内経済のさらなる停滞や落ち込みを避けるためにもこうした事業者への支援は急務であり、協力金等の支給は速やかな対応をお願いいたします。
そして、第六波では児童生徒などの若年層への拡大傾向が強く多くの学校で学級や学年そして学校閉鎖などが相次いでおります。昨年度以降県内でもオンライン学習実施のため端末の配付などが進められてきましたが、実際には地域や学校などによって対応が異なるためオンライン学習が円滑に進められているのか不安を抱く保護者からの声も聞こえております。学習の実施に向けて相談体制の強化に当たってはどうか丁寧な対応を進めてくださるようお願い申し上げます。
以上、今回提案の議案に対し賛成の立場から若干の意見を申し上げ議員の皆様の賛同を頂きますようお願い申し上げまして私の討論とさせていただきます。（拍手）
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