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本会議会議録

議会補足文書

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令和元年12月静岡県議会定例会
中田 次城(文化観光委員会委員長)委員長報告
発言日: 12/20/2019
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(鈴木利幸君) 次は、文化観光委員会委員長 中田次城君。
       (二十九番 中田次城君登壇 拍手)
○二十九番(中田次城君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百五十二号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」外二件及び請願第二号(その二)「子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」であります。
 まず委員から、議案第百八十七号に関し台風十五号及び台風十九号による観光への被害規模とふっこう割の内容についてただしたところ、当局から、本県の宿泊施設全体で一万九千件のキャンセルがあった、ふっこう割は早期に需要を回復するとともに新しい需要を喚起するため国が災害救助法の適用地域のある十四都県に配分する二十四億円余のうち本県分七百万円を活用して宿泊料金などの支援を行うもので、函南町と伊豆の国市の二市町を対象とする、具体的には約百施設を想定しており令和二年二月中旬から三月の平日の宿泊に限定して観光需要を早期に回復できるよう地域との連携を図りながら進めていきたいとの答弁がありました。
 次に、文化力の拠点整備の方針転換の経緯や第一期整備の内容及び整備費用の考え方についてただしたところ、本年三月から実施した事業計画案の公募における民間事業者との対話を踏まえ方針を転換した、第一期整備で一度に全てをつくるのではなく基本計画に掲げた機能を段階的に整備していくこととし図書館以外の導入機能として新しい知的空間や大学コンソーシアムの拠点、食・茶・花の都、AI、ICTの拠点について検討を進めている、施設整備費については類似施設の実績値を参考とした概算であるとの答弁がありました。
 これに対して委員から、図書館整備については異論はないがその他の文化力の拠点の整備内容が明確でない状況ではパブリックコメントを実施するべきではなくこのまま事業を進めることは容認できないとの意見がありました。
 次に、一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーへの貸付金の使途と来年度に向けた追加貸し付けの必要性についてただしたところ、本年度当初予算に二億円を計上し、現在一億七千万円を運転資金として貸し付けている、貸付金の使途については一般社団法人に経営が移行して半年であり、今後法人の決算における年間の収支状況等により明確にしていく、また現時点でのシミュレーションでは来年度の追加貸し付けの必要性はないと考えているとの答弁がありました。
 次に、請願第二号(その二)に関し国の高等教育に対する修学支援新制度を踏まえた県のさらなる支援についてただしたところ、令和二年四月から世帯の年収の目安が二百七十万円未満の住民税非課税世帯は授業料減免及び給付型奨学金の支給が受けられ、年収三百万円未満と年収三百八十万円未満の世帯は住民税非課税世帯のそれぞれ三分の二、三分の一の授業料減免及び給付型奨学金の支給が新たに受けられることになる、この制度の創設により支援の対象が広がり金額も大幅に引き上げられることから、まずは制度の動向を注視してさらなる支援が必要かどうか検討していくとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百五十二号に関しラグビーモニュメント制作に係る周知と寄附の進め方、議案第百八十二号に関し富士山静岡空港駐車場の長期駐車に対するチェック体制、次期総合戦略の素案に関しKPI設定の考え方、災害に対応した文化財保護対策の考え方、県立の二大学における観光教育の具体的な取り組みなどについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしまして議案第百五十二号、第百八十二号及び第百八十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定し、請願第二号(その二)は賛成少数をもって不採択とすべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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