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本会議会議録

議会補足文書

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令和4年9月静岡県議会定例会
伴 卓(危機管理くらし環境委員会委員長)委員長報告
発言日: 10/14/2022
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、危機管理くらし環境委員会委員長 伴  卓君。
       (二十二番 伴  卓君登壇 拍手)
○二十二番(伴  卓君) 危機管理くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告をいたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百七号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」外七件であります。
 最初に、危機管理部関係から申し上げます。
 まず委員から、台風第十五号での災害における自衛隊への災害派遣要請の考え方についてただしたところ、当局から、自衛隊の要請については派遣先や目的、業務内容などを把握し緊急性、公共性、非代替性の三原則に照らしてこれらに該当するか否かを総合的に判断する必要がある、このため県は各市町の被害状況の情報集約を行い要請があった静岡市及び川根本町と調整して必要性を判断し知事が要請を行ったとの答弁がありました。
 次に、議案第百七号におけるPFOS含有泡消火薬剤の廃棄等に関し当初予算ではなく補正予算に計上した理由及び廃棄に伴う補充の必要性についてただしたところ、本県保有のPFOS含有泡消火薬剤は交換推奨年数を経過しているため廃棄する必要があるが、PFOSは難分解性かつ慢性毒性が確認され環境汚染物質に指定されており消防庁への廃棄計画の提出が求められている、このため廃棄計画を提出したが受理されたのが本年の二月であったため補正予算に計上することになった、また廃棄に伴い泡消火薬剤の必要量を改めて調査した結果、対象施設の一部の廃止により今回廃棄しても必要量に十分達していることが確認できたため新たな補充は行わないとの答弁がありました。
 そのほか、地震・津波対策アクションプログラム二〇一三の次期計画策定に向けた方向性、緊急消防援助隊全国合同訓練の効果、災害時に備えた備蓄意識の向上に向けた取組、浜岡地域原子力災害広域避難計画に係る県内市町及び県外避難先自治体との協議状況などについても質疑等がありました。
 次に、くらし・環境部関係について申し上げます。
 まず、今後の不適切な盛土への対応についてただしたところ、令和三年度に行った盛土総点検などで把握した百九十六か所の不適切な盛土について危険度の評価を行った結果、著しい形状の変化などから詳細調査が必要となった三十か所のうち人家や公共施設に被害を及ぼすおそれのある緊急性の高い四か所について盛土緊急対策事業により安全性把握調査や応急対策工事等を実施する、また詳細調査が必要となった三十か所の盛土については避難体制の確保の判断材料となるよう市町と情報共有していくとの答弁がありました。
 次に、パートナーシップ宣誓制度の創設に向けた今後の展開についてただしたところ、制度創設の背景や制度の内容について県民に広く知っていただくため市町広報誌への掲載や県の各種広報媒体でも紹介を行うとともに、事業者に対しても経済・業界団体の協力を得ながら周知・広報活動に取り組む、また性の多様性について理解を深めていただく機会としてシンポジウムの開催も予定している、制度に対するパブリックコメントの結果を踏まえつつ様々な意見の方々の共感が得られるよう丁寧な周知啓発を図り令和五年三月から制度を開始するとの答弁がありました。
 そのほか、リニア中央新幹線静岡工区に係る発生土処理の課題、台風第十五号により被災した県営住宅入居者への対応、子供見守り強化の日の制定理由及び活動内容、ふじのくに空き家バンクにおける対象空き家の設定理由などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百七号、第百十二号、第百十三号、第百二十四号から第百二十六号まで、第百三十号及び第百三十一号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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