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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

曳田 卓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/21/2019番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監(芦川敏洋君) 栽培漁業の推進についてお答えいたします。
 水産資源の適切な管理や持続的な利用が課題となっている中、マダイやヒラメ等の栽培漁業は種苗を人工的に生産し海域に放流することで計画的に管理を行う方法であり、水産資源の維持、増大を図る重要な手段であると認識しております。
 本県の種苗生産につきましては、近年魚の病気、魚病の発生等により十分な放流数を確保できない事例が発生しておりました。このため代表的な魚種であるマダイにつきましては、ここ数年にわたって県や漁協、飼育を担当する漁業者といった関係者による検討を重ね飼育方法を改善した結果、本年度には大きく回復し栽培漁業基本計画で目指す二〇二一年度目標を上回る放流数を達成できたところであります。
 しかしながら、議員御指摘のとおり栽培漁業の拠点の一つであります温水利用研究センター沼津分場は老朽化が著しく、このままでは種苗生産の継続が難しくなることが予想されます。このため新年度予算案におきまして沼津分場再整備に向けた基本計画策定のための検討と概略設計作成の費用を計上し、本議会にお諮りしているところであります。
 沼津分場の再整備に当たりましては、将来を見据えて種苗生産のための飼育環境がより高度に制御できる施設として整備するとともに、マリンバイオ等の最新技術を応用するための実証施設も兼ね備える施設とする方向で検討してまいります。
 県といたしましては、こうした種苗生産機能の拡充に努め、栽培漁業によって安定的な漁獲量を確保し持続可能な水産業の確立に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp