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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




令和3年11月静岡県議会臨時会
提案理由の説明議員提出議案説明
発言日: 11/24/2021
会派名:


○議長(宮沢正美君) 議事日程に追加して、川勝平太知事に対する辞職勧告決議案の件を議題とすることに御異議ありませんか。
        (「異議なし」と言う者あり)
○議長(宮沢正美君) 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 川勝平太知事に対する辞職勧告決議案の件を議題とし、提出者の説明を求めます。
 四十四番 野崎正蔵君。
        (四十四番 野崎正蔵君登壇 拍手)
○四十四番(野崎正蔵君) 私は自民改革会議の野崎正蔵でございます。
 ただいま提出された議案の提出者を代表して提案理由の説明を申し述べたいと思います。
 川勝知事自らが作成し、全ての県職員に遵守を求めているふじのくに公務員の心得八箇条にはこんな文言が記されています。公務において身に私を構えない、心は素直に嘘、偽りは言わない、上にへつらわず下には威張らない、節義を重んじ礼節を失わない、弱い者いじめをせず人の患難は見捨てない、恥を知り約束はたがえない、道理をわきまえ情理を尽くし信念を曲げない、もののあわれを知り人には情けをかける。こうしたことを、自ら高らかに唱える知事はかねてから不適切な発言を繰り返ており、そのたびにこの議場において不適切な発言は二度としないと県民や県議会に対して誓ってきました。
 ところが、県政の最高責任者であり県民による県民のための県民党党首を自称する知事は一部の県民の姿しか見えないのか、去る十月二十三日にはまたもその約束をほごにし参議院議員静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、本県の特定地域を差別し辱め本県を分断するような発言により県民の心を深く傷つけたのです。なおこの問題のコシヒカリ発言はこの日二会場の応援演説で二度も繰り返されておりそこにおられた方々から注意がなかったのか疑問も残ります。
 知事は、不適切発言をするたびに初めは言ってないとか誤解だとかと言い訳を繰り返し最後には謝罪や撤回に追い込まれるんですが、こうした事態が繰り返されているということは心の底から反省をし謝罪をしているとは受け取ることは到底できません。言っていいのか悪いのか三秒考えれば分かりそうな不適切な発言を繰り返す知事は言語道断であり断じて容認できず、全くもって知事の資質を欠いていると言わざるを得ません。
現在の県政運営の状況をみれば、県庁は知事の言動を戒めることができず結果として知事の考えを無批判に受け取る組織になっているといえるのではないでしょうか。知事がハンドルを握る静岡県庁という車はアクセルとブレーキの機能不全により、県庁全体の仕事の仕上がりや各部局のパフォーマンスは残念ながら年々低下しひいては県政の停滞を招いています。
 また、熱海の土砂災害においては二十六名の貴い人命が奪われ今なお一名が行方不明であるという状況の中惨事が起こるまで知らなかった、大事なことが上に上がってこなかったといった危機管理体制の不全を職員のせいにするといった言動も許しがたいことです。
静岡県知事選挙での当選から半年経過しない中、県民からの信任を受けている、得ている知事であるとの意見もあることは承知していますが、逆に言えばこれほどまでに知事としての適格性を欠いている知事に残り三年半の県政四回の予算編成を任せられないと考えるからこそ辞職勧告決議案の提出に至ったわけであります。
 私たちは、これまで知事がよく使われる義憤にも耐えこれまでやってまいりましたが、今この神聖な静岡県議会の議場において静岡県知事川勝平太君に辞職を勧告いたします。
 議員皆様の満場の賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。(拍手)
○議長(宮沢正美君) 議事の都合により休憩します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp