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本会議会議録

答弁文書

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令和4年2月静岡県議会定例会

鈴木 節子 議員(日本共産党静岡県議会議員団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/28/2022番目)
答 弁 者くらし・環境部長


○くらし・環境部長(市川敏之君) ジェンダー平等視点からの女性支援策についてのうち、性暴力被害者に対する相談支援体制の充実についてお答えいたします。
 性暴力被害者支援センターSORAは二十四時間体制で相談に対応しており、医療支援を行う協力病院を開設当初の三か所から六か所に拡充したほか、被害者がより相談しやすくなるようにインターネットによるチャット相談を導入するなど支援体制を充実してまいりました。相談件数は令和三年三月に一か月当たり最多の百五十五件となり開設から本年一月末までに延べ三千五百十六件、医療機関や警察署等に付き添う同行支援は百五十七件となるなど地域における被害者支援の中核的な組織として重要な役割を果たしてきたと認識しております。
 しかしながら、内閣府が令和二年度に実施した調査では性暴力の被害者の約六割はどこにも相談していないと回答していることや学校等で相談があった際に対応に戸惑うこともあると報告されていることから、被害の潜在化防止と相談支援体制の充実が課題となっております。
 このため、被害の潜在化防止については高校、大学、専修学校に入学した全生徒へSORAの案内カードを配付し相談窓口の周知を図るとともに、県民の皆様に対して性暴力被害者への理解や配慮を促すための公開講座の継続や多くの方が集まる商業施設などで電子看板を利用した広報を行うなど啓発活動を強化してまいります。
 相談支援体制の充実については、児童生徒に身近な学校や福祉の現場にある相談窓口で被害を打ち明けられた際に被害者を受け止め専門的な支援が必要な場合にSORAに確実につながるように今年度新たに開催した支援者養成研修会を拡大して実施するほか、身近な場所で受診できるように協力病院の拡充に努めてまいります。
 県といたしましては、引き続き関係機関と連携しながら性暴力被害者一人一人に寄り添った支援ができるよう努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp