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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

藤曲 敬宏 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2022番目)
答 弁 者くらし・環境部長


○くらし・環境部長(市川敏之君) パートナーシップ制度導入についてお答えいたします。
 県では、令和二年度に男女共同参画課にLGBT担当参事を設置しシンポジウムの開催、情報等の発信など性の多様性への理解促進に取り組むとともに、悩みや孤立の解消のための電話相談や交流会など当事者やその家族への支援を行ってまいりました。
 同性カップルなどを社会的に承認するパートナーシップ制度については、県内では浜松市、富士市に加え本年四月から静岡市及び湖西市が導入すると伺っています。また市長会からは令和二年度から継続して県による広域的な制度導入の要望があり、本年度市町の担当課長会議で意見を集約したところ三十一市町が導入に賛成との結果でありました。このことから県民の皆様がどこに住んでいても公平に利用できるよう令和四年度中の制度導入を目指すことといたしました。
 実態やニーズの把握のため交流会の参加者五十人や県内六つの支援団体に聞き取りを行ったところ、自分自身の存在が社会から認められない、大切なパートナー同士であると証明できるものがない、医療や住宅で困ることがあるといった意見や、ほぼ全ての方から県制度の導入に賛成、ぜひ進めてほしいとの声を頂きました。
 県制度の目的は、悩みや生きづらさを抱えている県民の方々の気持ちを尊重し誰もが大切なパートナーと協力しながら自分らしく安心して暮らせる環境づくりを推進するとともに、性の多様性に関する県民の皆様の理解を促進することであります。
 また、法律上の婚姻とは異なり当事者に法的な権利や義務が生じたり県民や事業者の皆様に義務を課したりするものではなく、先行自治体の約九割が要綱で運用していることも踏まえ条例ではなく要綱により実施することを考えております。今後パブリックコメントを実施し広く県民の皆様の声を聞いてまいります。
 県といたしましては、SDGsが目指す誰一人取り残さない社会の実現に向けて、誰もが自分らしく安心して暮らすことができるよう多様性を認め合う社会づくりに向けた取組を積極的に進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp