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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

田口 章 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/25/2022番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 多文化共生社会の推進についてのうち、県立高校での教育体制の改善についてお答えいたします。
 県立高校における外国人生徒選抜につきましては、来日して間もなく日本の中学校の学習内容が十分に定着していない外国人生徒を対象に学力検査を課さずに日常生活レベルの日本語基礎力検査により実施しており、その志願資格は三年以内としております。またブラジル人学校などにつきましては学校教育法に定める中学校ではないことから、本県ではその卒業をもって高校入学者選抜の志願資格としてはおりません。しかしながら議員御指摘のとおり外国人の子供たちが将来本県産業を担う人材として活躍できるよう高校への進学機会の拡充が必要であります。
 このため、選抜制度について多くの外国人生徒が利用できるよう国際交流協会等と連携して外国人コミュニティーに直接情報提供してまいります。また外国人学校からの進学の扱いについては他県の状況を参考にしながら早急に検討してまいります。
 現在、本県の県立高校に在籍する外国人生徒は八百七十人でこの五年間で百人以上増加しております。県教育委員会では外国人生徒が将来の進路に希望を持って学習に取り組むことができるよう外国人未来サポート事業を実施しております。
 具体的には、キャリアコンサルティング技能士などが生徒に対して個々の支援プランに基づいた日本語教育やキャリア支援を行っております。また外国人生徒の保護者に日本の雇用形態を正しく理解してもらうためキャリアコンサルティング技能士が三者面談等の場に同席して説明するほか、くらし・環境部が提供している外国人生徒のためのしごとガイドを活用し就労支援の取組を充実させてまいります。
 県教育委員会といたしましては、外国人の子供たちが努力すれば夢がかない幸せを実感し社会人として自立できるよう多文化共生社会の実現に向け教育環境の整備に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp