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本会議会議録

答弁文書

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平成31年2月静岡県議会定例会

大石 裕之 議員(無所属の会・責任世代)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/19/2019番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) まず最初に、がん教育に対する取り組みについてお答えいたします。
 がん教育は、がんについての正しい知識を学び患者や家族などがんと向き合う方々へ理解を深めることを通して健康と命の大切さやともに支え合う心を養うことを目標としております。
 県教育委員会では、議員御指摘のとおり平成二十六年度から三年間にわたり四つのモデル校において保健師、患者会代表者による講演会や県立静岡がんセンター等の医師による教職員研修会を開催したところであります。モデル事業終了後は取り組み内容や成果、指導参考資料をまとめ他の学校へ配付し周知したほか、養護教諭や保健主事等に対する研修会や最新の情報を提供し知識の向上を図るなどがん教育に積極的に取り組んでまいりました。
 今月二月二十一日には、製薬会社の協力のもと教育関係者や医療従事者等を対象に第一回静岡がん教育セミナーを開催いたします。このセミナーでは中学校でのがん教育の取り組み報告やこれからのがん教育の取り組みについて講演等を行うこととしております。
 来年度は、がん教育の内容の充実を図るため健康福祉部と連携し医療関係者や学識経験者、がん患者の団体、養護教諭等で構成する検討会を新たに立ち上げ、小・中・高校それぞれで使用できる教材や授業方法、外部講師などについて協議することとしております。
 県教育委員会といたしましては、がん教育にかかわる各分野の関係者と連携し、県内の全ての学校において新学習指導要領に位置づけられたがん教育の円滑な実施に向けて積極的に取り組んでまいります。
 次に、教員育成指標を活用した教員の人材育成についてであります。
 県教育委員会では、教員がそれぞれのキャリアステージで求められる資質能力を認識し能力開発ができるよう教員育成指標を策定しており、教員への周知を図るとともに指標を踏まえて研修内容の見直しを行ったところであります。
 具体的には、急速なグローバル化や情報化の進展、さらには学校現場の課題に迅速に適応できるよう授業力や生徒指導力などの向上に向けた研修を充実させ、若手教員が学び続ける仕組みとして初任者研修や中堅研修の複数年次化を図っております。また総合的人間力の育成に資するよう全ての中堅教員に対して民間企業等における研修を実施するとともに、海外研修、民間企業への長期派遣、青年海外協力隊への派遣など外部研修の機会を拡充しております。教員を養成する大学に対して指標を踏まえたカリキュラムの改善を働きかけるとともに、教員を目指す大学生には多様な児童生徒と接する機会を持つことを求め、大学を通じてボランティア活動等を奨励しているところであります。
 有徳の人を育むためには豊かな人間性を持つ教員の育成が必要不可欠であります。指標に基づき教員が自分の資質能力を認識するとともに、指標を踏まえた管理職の適切な指導により採用から退職まで常に学び続ける姿勢を有する教員の育成に積極的に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp