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平成30年9月静岡県議会定例会
鈴木 智(危機管理くらし環境委員会) 【 委員長報告 】 発言日: 09/18/2018 会派名: |
○議長(渥美泰一君) ただいまから会議を再開します。
先ほど危機管理くらし環境委員会に付託した知事提出議案第百十九号を議題とし、委員長から委員会審査の経過並びに結果の報告を求めます。
危機管理くらし環境委員会委員長 鈴木 智君。
(三十番 鈴木 智君登壇 拍手)
○三十番(鈴木 智君) 危機管理くらし環境委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は第百十九号議案「建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」であります。
委員から、今回の建築基準法の一部改正及び関連する条例の改正は県民にとってどのような受益があるのかただしたところ、当局から、今回の改正は接道のない敷地に建物を建築する際の特例として許可されている現行制度のうち軽微なものを認定制度に位置づけ、手続の簡素化や手数料負担の軽減を図るなどの内容である、具体的には標準処理期間が許可手続は三十五日であるのに対し、認定手続は二十七日と期間が八日間程度短縮されその分だけ早期の工事着手が可能となる、また許可に必要な建築審査会の同意が不要となるなどのため手数料が三万三千円から二万七千円に軽減されるとの答弁がありました。
そのほか、接道規定に係る認定制度の対象となる敷地の具体例、国際的規模の競技会等で長期間使用する仮設建築物の定義及び具体例などについても質疑がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、議案第百十九号は全員一致をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。
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