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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年6月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/20/2017番目)
答 弁 者くらし・環境部長


○くらし・環境部長(木利夫君) 環境対策についてのうち、フロン対策についてお答えいたします。
 フロンは、業務用冷凍空調機からの漏えいにより回収率の低さが問題であったことから、平成二十七年度にフロン排出抑制法が施行されました。このため県では静岡県フロン回収事業協会とともに毎年機器の管理者への説明会を開催し、三カ月に一回の自己点検と専門業者による一年または三年に一回の定期点検の実施、機器廃棄時の回収業者へのフロンガス引き渡し義務、これらに違反した場合の一年以下の懲役を含む罰則などの制度の周知を図ってまいりました。さらに全国に先駆け冷蔵倉庫業者や大型小売店、機器製造業者、回収業者、再生・破壊業者などのフロン関係業者と行政が一体となった静岡県フロン排出抑制連絡会議を設立し、ノンフロン機器に関する情報提供、適正な管理やフロン回収に関する意見交換、関係法令に関する周知を行ってまいりました。また取扱量の多い回収業者や使用機器の多い管理者への立入調査による指導助言を実施しているところであります。
 県といたしましては、従来の取り組みに加えて飲食店、ホテル・旅館、酒類販売業者等の団体と連携した講習会の開催や県民だよりを初めとした県広報媒体を活用したフロン排出抑制法のPRに努め、フロン回収の促進を図ってまいります。
 次に、PCB廃棄物の処理の推進についてであります。
 県ではこれまで、国、市町、電気工事事業者団体と連携し事業者向けの研修会の開催や県ホームページ、市町広報誌等を通じPCBの適正処理の必要性やその処理期限について周知徹底を図るとともに、所有者に対して処理を指導してまいりました。廃棄処理を期限内に確実に完了させるためには現在使用しているものも含めPCBを含有した変圧器、コンデンサーなどの機器の保有状況を正確に把握することが必要でありますことから、昨年度からPCBの保有状況の調査を開始しその把握に努めております。高濃度PCB廃棄物の処理については今までも期限内処理を指導してまいりましたが、中間貯蔵・環境安全事業株式会社豊田PCB処理事業所、略してJESCO豊田の受け入れ期限が平成三十四年三月末と迫っていることから今後は保管場所への立入検査により計画的な処理の実施を強力に誘導するとともに、中小企業者には処理費用の七〇%、個人には九五%を軽減する補助制度の活用を積極的にPRしてまいります。
 低濃度PCB廃棄物の処理については、同様に保有状況の把握に努め平成三十九年三月末の処理期限までに確実な処理ができるよう指導しているところであります。また保有者への助成制度につきましては、国に対してPCB廃棄物処理基金によります支援措置の新設を要望しているところであり、廃棄処理を促進するための方策については進捗状況を踏まえ今後検討してまいります。
 県といたしましては、PCB廃棄物の期限内での確実な処理の推進に万全を尽くし県民の健康被害の防止に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp