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本会議会議録

議会補足文書

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令和5年2月静岡県議会定例会
小長井 由雄(厚生委員会委員長)委員長報告
発言日: 03/10/2023
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、厚生委員会委員長 小長井由雄君。
       (六十五番 小長井由雄君登壇 拍手)
○六十五番(小長井由雄君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第一号議案「令和五年度静岡県一般会計予算」外十九件であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、議案第一号に関し小児救急リモート指導医相談支援事業をモデル事業として実施する理由及び他の医療機関への波及の見通しについてただしたところ、当局から、志太榛原圏域で小児の二次救急を担う公立病院の小児科医の三、四割程度は専門研修中の若手医師であり、土日や夜間に一人で対応している場合など子供の症状によって指導医に電話で相談したり病院に駆けつけてもらうことから、指導医の負担も非常に大きくなっている、そこで対応が難しい患者が搬送されたり来院した際に県立こども病院の医師にウェブで相談できる体制を構築する提案がこども病院からあり、働き方改革にも資することからモデル事業として実施するものである、事業の成果は今後県内の小児救急医療機関と共有し東部や西部でも同様の体制を構築することを検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、経口治療薬ゾコーバに関し処方の状況及び新型コロナウイルス感染の感染症法上の位置づけが五類に移行した後の取扱いについてただしたところ、現在県内の対応薬局二百三十七薬局は二十四時間土日も調剤が可能でありこのうち実際に調剤実績のあるものは六十一薬局である、また五類への移行と治療薬の処方は直接関連するものではないが一般処方への変更は今後国が薬の処方量と流通量を鑑みて判断するものと考えているとの答弁がありました。
 そのほか、入院患者に対する虐待事案のあった精神科病院に対する定期監査の実施状況、令和四年台風第十五号災害義援金配分額の特徴、障害のある方への差別解消に向けた今後の取組方針、介護事業所における虐待防止の取組、県独自の少子化対策についての所見などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 議案第十六号に関し令和五年度病院事業会計予算の収支差がゼロ円で黒字が見込めない理由と収支改善に向けた取組についてただしたところ、光熱費の高止まりが今後も続くと予想しているが光熱費の可能な限りの縮減とさらなる積極的な収益確保により収支均衡となる予算を組んだものである、来年度以降も患者数確保に努めるとともに一日当たりの手術件数の増加や新たな診療報酬加算の導入などを図ることにより医業収益の増加につなげるほか、光熱水費の節約に努めつつ薬品等の値引き交渉や診療に支障がない範囲での施設修繕等の時期変更など様々な方法で費用の節約に取り組んでいく、また令和五年度の目標である病床利用率九一%は現在の職員の配置体制や病床運用等を考慮すると上限に近いものと考えており、コロナの影響が多少あっても達成できるように努力していきたいとの答弁がありました。
 そのほか、陽子線治療装置中期更新事業工事契約の具体的内容及び今後の更新計画、議案第七十三号に関し示談の具体的内容及び賠償金額の算定根拠などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査の概要でありますが結果といたしましては、議案第一号、第五号から第七号まで、第十六号、第十八号、第二十八号から第三十三号まで、第三十六号、第四十号、第四十四号から第四十六号まで、第五十四号、第七十号及び第七十三号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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