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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年6月静岡県議会定例会

田口 章 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/28/2018番目)
答 弁 者経済産業部長


○経済産業部長(天野朗彦君) 地方創生総合戦略についてのうち、UIJターンの推進についてお答えをいたします。
 急速な人口減少や少子高齢化が進む中、本県の持続的な成長を図っていくためには首都圏等に在住する若者などのUIJターンを促進していくことが大切であります。このため県では、全国の大学との就職支援協定の締結や「三十歳になったら静岡県!」などの施策を精力的に展開しているところであります。
 まず、議員御指摘の就職支援協定につきましては現在本県出身者の多い二十一の大学と締結しておりますが、このうち理工系学部を持った大学は十三あります。理工系の学生に対しましては本県のものづくり企業の高度な技術力や将来性など、学生が関心を持つ技術分野を中心に企業情報の提供等をきめ細かく行っております。
 県では、引き続き理工系大学などとの就職支援協定の締結を推進していくとともに理工系学生へのアプローチにつきましても、経済団体や産業界などと連携しながら企業の研究開発部門の訪問やインターンシップの充実など学生の視点に立った取り組みを促進してまいります。
 また、中京圏の就職支援協定の拡大に向けましては現在の締結校は三大学でありますが、今年度はこれまでに八大学に訪問等を行い、複数の大学から締結に前向きな回答を得られています。来月はこのうち愛知県内の大学の保護者会に参加するなど、広く中京圏の大学にも本県企業の魅力の発信に努めてまいります。
 さらに、Uターン促進のための三十歳前後の若者への奨学金の返済支援や住宅支援などについてでありますが、例えば理工系の学位取得者に奨学金返済の申請要件を限定したり対象業種を特定するなど各県での取り組みの内容は多種多様であり、導入の可否につきましては本県の実情を踏まえ課題や事業効果などにつきまして調査研究をしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、県内大学生の県内就職促進についてであります。
 県内県外出身を問わず、県内の大学生が県内企業に将来の活躍の場を見出しみずからの夢を実現する場として県内に就職を決めることは、本県の発展にとって極めて重要であります。そのためには大学、産業界、行政が連携し本県企業の魅力を大学在学中の早い段階から学生に知ってもらう取り組みが大切であると考えております。
 現在、文部科学省のセンター・オブ・コミュニティーの頭文字をとりましたCOCプラス事業、これは大学という知の拠点の整備と地方創生の観点を加えた事業でありますが、この事業により静岡大学や静岡県立大学、静岡文化芸術大学などと県内企業、経済団体、産業支援機関に加え県や県内全市町がコンソーシアムを組んで企業で働く魅力を体験するインターンシップや地元講師による地域課題の発見、解決を学ぶ地域学の講座などを行っております。
 県は、産学官が連携したこれらの取り組みに積極的に参画しているほか、独自の取り組みといたしまして主に大学二、三年生に県内企業で働く魅力とともに多彩な地域の魅力をアピールする魅力発見相談会を開催しております。またインターンシップの強化などにも力を入れており、これまでに県内企業と学生とのマッチング機会の拡充やインターンシップ受け入れ企業への助言、学生と企業の交流会の開催などに取り組んでおります。
 県といたしましては、こうした取り組みに加えまして今後本県で働き暮らす魅力や県内で活躍する若手社員のメッセージなどを取りまとめまして積極的に発信するなど、地域が連携して県内大学生の県内就職の促進に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp