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本会議会議録

質問文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年6月静岡県議会定例会 質問


質問者:

牧野 正史 議員

質問分類

質疑

質問日:

07/12/2023

会派名:

公明党静岡県議団


質疑・質問事項:

1 知事報告について
 o 県民に対する責任


○議長(中沢公彦君) 次に、二十三番 牧野正史君。
       (二十三番 牧野正史君登壇 拍手)
○二十三番(牧野正史君) 私は、公明党静岡県議団を代表して先ほどの知事の報告について質問させていただきます。
 知事は、令和三年十一月臨時会後の記者会見で自らにペナルティーを科すため十二月の給与と期末手当を全額返上すると発言しましたが結局返上しませんでした。今回資産報告が公開されその事実が明るみになった当初は返上する意向は示していなかったにもかかわらず、一転改めて返上を表明することとしましたが県民にとっては非常に分かりにくいと考えます。約束したはずの給与返上をしていなかった間、自らペナルティーを科すとした問題について責任をどのように果たしてきたと考えるか、またそれが県民の理解を得られていると考えるのか答弁を求めます。
○議長(中沢公彦君) 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 牧野議員にお答えいたします。
 知事報告についてであります。
 県民に対する責任についてでありますが、私は自らの不適切発言等に責任を痛感いたしました。当時給与を返上するための条例案の提案に向け様々な調整を行いました。しかし議員の方々からの御意見等を踏まえ提案を見送る苦渋の決断をいたしました。しかしその後も条例案を提案したいと、すべきであるという思いは全く変わっておりません。今議会におきまして言行不一致などの御指摘がございまして条例案を御審議頂ける環境に変わったと認識いたしました。そのため給与返上の条例案を提案する考えを表明したものでございます。
 この間給与返上に関して私の考えを十分にお伝えできておらず県民の皆様に不信の念を抱かせてしまったことは深く反省しております。厳しい御意見を頂く状況になったことに対しては誠に申し訳なく思っているところでございます。
 私といたしましては給与の返上がかなわない中、まずは常に辞職勧告を突きつけられた十字架を背負っている身であるということを肝に銘じて仕事をしております。そして自らに課した知事心得五箇条を全身全霊をもって守って職責を果たしてまいりましたし、これからも今後は県民の皆様になお一層丁寧に自らの考えを御説明申し上げるとともに、常時公人、常在道場の決意の下で公人知事として力の及ぶ限り県民の皆様のために尽くしてまいりたいと覚悟しております。以上であります。
○議長(中沢公彦君) 牧野正史君。
       (二十三番 牧野正史君登壇)
○二十三番(牧野正史君) 再質問をさせていただきます。
 知事は、こういう状況になるっていうことを想定できなかったのでしょうか。というのは知事は先ほどから、伊丹議員の質問もそうですし伴議員の質問でもお答えしておりますけれども、令和三年十二月議会を終えた当時というのは返す環境になかったというふうにおっしゃられております。百歩譲ってそれを私が飲み込んだとしても、昨年一年間でどこかの落ち着いたときに改めてその給与を返上するための条例を上程する機会というのはあったのではないでしょうか。それがされないことによって、県民がやはり今回の報道をもって県民がこのことを知って怒りと失望を買っていると私は考えております。
 また私が考えるのは、知事もそうなんですけれども、それをやはりこういう状況になるということを想定できない側近がいるというのが危機管理能力に欠けているのではないかというふうに改めて私は失礼ながら考えますけれども、その点についていかがでしょうか。
○議長(中沢公彦君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 牧野議員の再質問にお答え申し上げます。
 ひとえに、これは私の思い込みというところに帰せられるかと存じます。もう一つはやはり議員の皆様方と日頃のコミュニケーションを尽くすべきであったと存じます。
 公明党の皆様方、また会派の皆様方とかみしもを脱いで率直に意見を交わす機会はこの間一度もなかったように思います。これはやはり異常でございますので、執行部の方を特に中心にいたしましてお知恵やアドバイスを頂戴し、そして自らの考えもお伝えしアドバイスを頂くという、そしてそれが結果的に県民のために一緒に仕事ができるという、そういう条件になるのではないかと思いますが、コミュニケーションの不足これを反省いたしまして今後県政を発展させるために、こうした事態を招くことのないように特にその代表の方々を中心にコミュニケーションを図る努力をしたいというふうに思います。以上であります。
○議長(中沢公彦君) 牧野正史君。
       (二十三番 牧野正史君登壇)
○二十三番(牧野正史君) 意見を述べさせてもらいますけれども、令和三年の十一月の臨時会で辞職勧告決議案を知事は県政史上初に受けられたと思います。そのときに知事が反省されたことは、二度と不適切発言はしないというふうに富士山に誓ったと私は記憶しておりますけれども、今回やはりこれだけこのように大きな事態になったってことは、給与やボーナスを返上する、それでしていないってことがイコール不適切発言につながっているんじゃないかというふうに私は考えております。
 この件については知事が九月議会でしっかり条例として上程するというふうに言われておりますので、またそのときにしっかりと党として、我が会派としても代表質問で追及させていただきます。終わります。(拍手)
○議長(中沢公彦君) これで、牧野正史君の質疑は終わりました。
 以上で質疑は終わりました。
       (「議長、十六番、議事進行」と言う者あり)
○議長(中沢公彦君) 十六番 勝俣 昇君。
○十六番(勝俣 昇君) ここで暫時休憩を求めます。
○議長(中沢公彦君) ただいま休憩を求める議事進行の発言がありました。
 議事の都合により休憩します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp