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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/12/2023番目)
答 弁 者知事


○副議長(鈴木澄美君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 落合議員にお答えいたします。
 脱炭素社会の実現に向けた水素エネルギーの活用についてであります。
 水素エネルギーは、燃焼時に温室効果ガスを排出しないことなどから脱炭素の切り札として世界的に国家戦略の策定が相次いでおります。今年六月には我が国でも六年ぶりに水素基本戦略が改定されまして、水素導入目標を引き上げ供給インフラ整備の推進を図ることとしています。
 本県におきましても、ふじのくにエネルギー総合戦略の中で活用に向けた技術開発や水素供給施設をはじめとするインフラ整備への支援、水素関連ビジネスへの県内企業の参入促進などの取組を掲げております。
 水素需要の喚起にもつながる水素ステーションにつきましては、今年九月御殿場市の足柄サービスエリアに高速道路の休憩施設としては全国初となるステーションが開業しました。また十一月には県内初となる水素を利用した燃料電池バスがしずてつジャストラインにより導入されるなど、水素社会の実現に向け県内のインフラ整備が進んでおります。
 このような中、今後本県の水素関連産業をさらに発展させていくためには、議員御指摘のとおり山梨大学水素・燃料電池ナノ材料研究センターをはじめ水素や燃料電池の研究開発拠点が集積する山梨県や先進的に取り組んでいる地域との連携が不可欠であります。
 県では昨年七月、静岡県創エネ・蓄エネ技術開発推進協議会水素部会を設置いたしました。取組として山梨大学の水素に関する人材養成講座を部会会員に向けて配信したり、FC Cubicの顧問を務められている大仲英巳氏を講師として招いた燃料電池自動車の開発動向等に関するセミナーを実施したところであります。今後も水素部会を中心に関連企業の視察会やビジネスマッチング交流会などを通しまして、先進的な地域との連携を推進してまいります。
 水素・燃料電池に関し、長年の研究実績を有する山梨県と輸送用機器や電気機器などをはじめとする全国有数のものづくり県である静岡県がそれぞれの強みを生かして補完しながら連携することで、来るべき水素社会の実現に向け新たな産業の土壌づくりに積極的に取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp