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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年9月静岡県議会定例会

盛月 寿美 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2022番目)
答 弁 者教育長


○教育長(池上重弘君) 特別な配慮を必要とする幼児への支援についてお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、外国籍や発達障害の可能性などから特別な配慮を必要とする幼児については個々の状況に応じた支援の仕組みが小中学校ほど確立してはおりません。研究者からは、支援開始が遅れるほど学校での学習が困難となりそこで生じた学習意欲の低下や無力感がその後の学習態度や生活態度などに悪影響を及ぼすと指摘されています。
 そのため、特別な配慮を必要とする幼児に対して適切な支援が継続して行えるよう本年度から三年間の計画でインクルーシブ教育保育研究  スプリングプロジェクトを開始いたしました。沼津市内の公立や私立の保育所、認定こども園等複数の施設類型から研究モデル園三園を指定し、週一回程度言葉の理解やコミュニケーション分野等の専門家を派遣して対象とする幼児の状況把握と分析、それに応じた個別指導を行っております。さらに卒園時に支援内容を小学校へ伝えるとともに、その子供の学校での様子を追跡して幼児期からの支援の効果等を検証いたします。
 このような取組を通じて、施設類型にかかわらず全ての保育者が活用できるような幼児の様子から支援の要否を判断する方法や個別指導の方法を開発してまいります。その上でそれらの方法の普及を図り特別な配慮を必要とする幼児が個々の状況に応じた適切な支援を受けられるよう各施設に働きかけていくとともに、その支援の経過を小学校に伝えることにより円滑な接続を実現してまいります。
 県教育委員会といたしましては、特別な配慮を必要とする幼児が早期から適切な支援を継続的に受けられるようにすることで生涯にわたり意欲を持って生き生きと学び続けられるよう積極的に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp