• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/19/2019番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(平野忠幸君) 沿道区域の指定による効果的な道路管理についてお答えいたします。
 道路法に基づく沿道区域の指定につきましては、落石防止のための浮き石の除去や落石防護ネットの設置など土地の管理者等に対して受忍限度を超えて特別の負担を強制することになるため、これまでは実施が困難でありました。今回の道路法の改正によって道路管理者が指定した沿道区域内で危険防止措置を管理者等に対して命令した場合に講じた措置により生じる損失を補償することが可能となり、道路区域外の防災対策が進むことが期待されます。
 一方で、法令には交通に危険を及ぼす事象の範囲や必要最小限とされる区域の範囲、補償すべき損失の範囲などが示されておらず、運用については国から別途通知されることとなっておりますことから国の動きを注視しているところであります。
 県といたしましては、沿道区域の指定につきまして道路の構造の保全や交通の危険防止の観点だけでなく景観向上など副次的な効果も期待できますことから、今後の国や他県の動向を踏まえて研究を進め必要に応じて沿道区域指定の基準に関する条例の改正を検討するとともに、三次元点群データの導入等ICTの活用も図り、より効果的な道路管理に努めてまいります。
 次に、富士山麓の道路整備についてのうち、国道四百六十九号の精進川以西の整備についてであります。
 国道四百六十九号は、御殿場市内の国道百三十八号を起点とし富士山南麓を経由し山梨県南部町内の国道五十二号に至る延長六十五キロメートルの幹線道路であり、これまでに山宮バイパスなどの整備を進め県内六十二キロメートルのうち四十五キロメートルにおいて二車線が確保されており、現在は御殿場バイパス二キロメートルの整備を進めております。
 精進川以西の県内十五キロメートル区間における整備方針といたしましては、地形が急峻な桜峠区間五キロメートルにつきましては待避所設置による一・五車線的整備とし、その他の十キロメートル区間は二車線整備としております。また精進川地区二キロメートル区間の具体的な整備につきましては旧芝川町の市街地から白糸の滝方面への主要なアクセス道路となりますことから、御殿場バイパス優先整備区間の完成後速やかに事業着手できるよう来年度から道路線形の検討を行ってまいります。
 今後、中部横断自動車道の全線開通や国道四百六十九号の改良の進捗による交通状況の変化等が見込まれますことから、これらの状況を勘案しながら整備方針の検証を実施してまいります。
 県といたしましては、新東名高速道路や中部横断自動車道から富士山南麓地域へのアクセス道路となる本路線が富士山周辺の観光振興等に寄与するとともに、災害時にも緊急物資等の輸送に大きな役割を果たすことができるよう引き続き整備を推進してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp