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本会議会議録

答弁文書

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令和4年2月静岡県議会定例会

鳥澤 由克 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/03/2022番目)
答 弁 者がんセンター局長


○がんセンター局長(内田昭宏君) 静岡がんセンターの今後の展開についてお答えいたします。
 静岡がんセンターは、平成十四年の開院以来患者さんの視点の重視を基本理念と定めがんを上手に治す、患者・家族を徹底支援する、そして成長と進化を継続する、この三つを掲げ全人的医療の実践に努めてまいりました。がんの診断・治療技術は年々進歩しておりますが静岡がんセンターではロボットによる低侵襲性手術、放射線や陽子線による高精度照射、病状に合わせた分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬による薬物療法や臨床試験など患者負担の少ない治療技術を追求してまいりました。
 今後とも、こうした最先端の医療を追求するとともに診療システムとしての多職種チーム医療の強化を進め、開院以来実行してきた患者からの学びを生かし包括的患者家族支援体制の充実を図ってまいります。
 がんゲノム医療につきましては、新しいがん診断・治療法の開発につなげる臨床研究プロジェクトHOPEを推進しております。この成果といたしまして新たな遺伝子パネル検査ふじのくにHOPEオンコパネルの製造承認申請を間もなく行う予定であり、また抗がん剤副作用を和らげる薬剤の製品化も間近となっているところです。来年度からは研究体制強化のため研究所の地域資源研究部をゲノム解析研究部に改編してゲノム医療のさらなる推進を図り、がん患者さんに対して個々に最適な医療を提供する研究を加速してまいります。
 また、人材育成につきましてはがん専門医レジデント制度や認定看護師教育課程、連携大学院制度を設けて医療人材の育成に努めてまいりましたが、がん医療を担う高度専門人材のさらなる育成が必要なことから今後職員や地域の医療従事者、医療健康産業を担う技術者などを対象とした教育を行う大学院大学構想の検討も行ってまいります。
 さらに、静岡がんセンターではファルマバレープロジェクトの中核施設といたしまして医療介護機器開発やふじのくに先端医療総合特区の拡大に取り組んでまいりました。最近では宿泊、不動産などの事業者から医療・健康面を重視したまちづくり事業の計画立案への相談も寄せられており、メディカルガーデンシティ構想の実現に向けた取組にも一層注力してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp