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本会議会議録

議会補足文書

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令和4年6月静岡県議会定例会
坪内 秀樹(文化観光委員会委員長)委員長報告
発言日: 07/01/2022
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、文化観光委員会委員長 坪内秀樹君。
       (十六番 坪内秀樹君登壇 拍手)
○十六番(坪内秀樹君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第八十六号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 まず委員から、議案第八十六号に関し持続可能な観光商品の創出に向けた先導的なモデルの開発についてただしたところ、当局から、県内観光事業者の取りまとめ役である三つの地域連携DMOが中心となりジオパーク、お茶、浜名湖といった地域資源を生かしながら物価高騰等の社会情勢にも中長期的に対応でき環境負荷が低く地域の社会、文化に配慮し経済の活性化にも貢献できるサステーナブルツーリズムのモデルツアーを企画、実施し旅行商品化のノウハウの蓄積を図るとともにその成果を県内事業者全体に波及させていくとの答弁がありました。
 次に、議案第八十六号に関しヴァンジ彫刻庭園美術館からの県に対する無償譲渡受入れ要請に係る活用可能性等の調査結果を踏まえた受入れ可否の判断主体及びその判断のスケジュールについてただしたところ、十月をめどに調査内容を取りまとめ地元市町等の負担の想定や美術品等の賃貸借関係の解消などの状況も踏まえ県で対応方針を検討し方針決定の際には議会に説明をする、市町や関係団体の負担にも関わる案件であるため現時点で判断時期を明確化することは難しいが、仮に年度当初から県による事業を開始する場合には前年度の二月県議会には施設設置管理条例案と翌年度の当初予算案を提出する必要がある、課題も多いので当美術館の閉館による地域への影響を考慮しつつ慎重に判断するとの答弁がありました。
 次に、しずおか遺産の認定について想定している文化財や地域についてただしたところ、建造物などの有形文化財や古墳などの史跡をはじめ樹木などの天然記念物や伝統芸能の民俗文化財など国及び県指定の文化財を複数まとめて市町から申請していただく、また未指定の文化財や食文化など織り交ぜて申請することにより地域の魅力の再発見も期待している、なお市町からの申請状況にもよるが県内のどこに行ってもしずおか遺産の歴史・文化の物語が展開されるよう伊豆、東部、中部、西部それぞれの地域に認定遺産がある状況を目指しているとの答弁がありました。
 次に、スポーツコミッションの設立に向けた課題に対する取組についてただしたところ、観光業界や経済団体との連携による推進体制、地域の中核的な組織としての役割を果たすためのノウハウや専門人材に加え持続可能な取組のため活動資金の確保も必要である、そのため県では有識者等への意見聴取や先進事例の研究を進め法人化等を含めた観光・経済団体、教育機関等の他分野と連携した運営体制の整備や専門人材・財源の確保等を検討していく、また当面の取組としては大規模国際スポーツ大会のレガシーを生かし小笠山総合運動公園や日本サイクルスポーツセンターによるスポーツコミッションの拠点化モデルの推進、市町や地域のスポーツコミッションと連携したスポーツ大会、合宿の誘致、ふじのくにスポーツボランティアの県内スポーツイベントへの派遣などに並行して取り組んでいくとの答弁がありました。
 そのほか、演劇アカデミーのこれまでの取組と評価、東アジア文化都市への申請を検討している事業内容及び見込まれる効果、静岡県パラスポーツ推進協議会の役割と今後の進め方、学校法人南陵学園に係る和歌山県との情報共有と法人への指導の状況及び今後の方針、富士山静岡空港における旅客取扱施設利用料上限額の審査方法などについて質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第八十六号は全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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