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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年12月静岡県議会定例会

坪内 秀樹 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(難波喬司君) 県民の生命財産を守る危機管理体制の強化についてのうち、台風十九号被害への対応について、お答えをいたします。
 災害対策の強化についてでありますが、台風十九号では県内各地で多数の住家に浸水被害が発生しました。主な原因といたしましては記録的な大雨が降ったことや降雨と高潮が重なったことなどにより萩間川や木屋川など本川が氾濫したり、堂川や宗光寺川など支流の水が狩野川など本川に流入できず氾濫したことなどが挙げられます。今後も風水害が頻発化、激甚化するおそれがありますことから、県ではこれまでも進めてきた河川改修や河道掘削などの緊急対策を一層推進するとともに、今回浸水被害が発生した地区ごとの要因分析を進め効果的なハード対策を検討してまいります。
 また、これまで水防法の対象となる四十六河川につきまして洪水ハザードマップの基礎資料となる洪水浸水想定区域の設定を本年五月に完了しておりますが、台風十九号では水防法の対象となっていない河川でも浸水被害が発生をしており、こうした河川で洪水浸水想定区域を設定する必要性を改めて認識したところです。このため洪水浸水想定区域を設定しない四百七十三の全ての県管理河川につきまして来年度末を目途に区域設定をする方針とします。本議会でお諮りしている補正予算により、まずは浸水被害のあった河川を含む百三十六河川において着手をしてまいります。
 さらに、本年六月に運用を開始した総合防災アプリ「静岡県防災」では気象情報や避難に必要な緊急情報等のほか洪水ハザードマップもスマートフォン等で確認できることから、出前講座などで積極的な活用を呼びかけ避難の実効性向上を図ってまいります。また市町があらかじめ想定した避難者数を上回る方々が避難所に避難し受け入れが困難になった市町がありました。国の避難勧告等に関するガイドラインを踏まえ、避難所への避難に加えて近隣の安全な場所への避難や建物内のより安全な部屋への移動等についても周知してまいります。
 さらに、市町に対しましては住民に身近で安全が確保された地区の公民館等も避難所として活用することを推奨するなど避難所の確保と運営体制の強化を図ってまいります。
 県といたしましては、ハード・ソフト一体となった災害対策を強化するため必要な事業費の確保に努め安全・安心な地域づくりに取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp