ここから本文です。
令和3年6月静岡県議会定例会
見舞いの辞 【 報告事項等 】 発言日: 07/19/2021 会派名: |
○議長(宮沢正美君) ただいまから会議を開きます。
梅雨前線の影響により今月一日から降り続いた雨は、三日には熱海市で大規模な土砂災害を引き起こし多くの貴い命が犠牲になりました。亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。
また、このたびの大雨は沼津市においても住宅の流出や黄瀬川大橋の損傷さらには県東部の広範囲で浸水被害を発生させ、多くの方が今なお不自由な生活を余儀なくされております。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
我々県議会も当局と一体となり、被災者の救援や被災地の復興復旧に向け災害の発生防止に全力を挙げて取り組んでまいります。
次に、知事から発言を求められておりますのでこれを許可します。
川勝知事。
(知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 去る七月一日から三日にかけて本県は記録的な大雨に襲われ、熱海市伊豆山地区では大規模な土石流が発生し四十四戸の家屋が流失するなどこれまで経験したことのない甚大な被害をもたらし、十八名の方々の貴い人命が失われました。
このほか、沼津市と清水町を結ぶ黄瀬川大橋の一部が崩落し黄瀬川の護岸流出により住宅一棟が流失しました。東部地域を中心に道路や鉄道の寸断、水道の断水など県民生活の基盤となるインフラにも多数の被害が生じました。
犠牲となられました方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。また被災されました多くの皆様に対しまして衷心よりお見舞いを申し上げます。
発災直後から捜索・救助活動に当たっていただいている自衛隊、海上保安庁、警察、消防、災害派遣医療チームのほか、被災者支援などに多大なる御支援を頂いている全国の自治体や多くの国民の皆様に対し改めて敬意と感謝を申し上げます。
災害発生から二週間余りが経過いたしましたが、いまだ十二名の方の行方が分かっておりません。また依然として多数の方々が避難所での生活を余儀なくされております。
県といたしましては、熱海市、国などと連携し、一刻も早い行方不明になられている方の捜索・救助、二次災害の発生を防ぐための応急復旧、さらには被災された方々の住まいの確保などの生活並びに生業の再建について引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。
お問い合わせ