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本会議会議録

議会補足文書

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平成25年12月静岡県議会定例会
落合 愼悟(くらし環境委員会)委員長報告
発言日: 12/20/2013
会派名: 自民改革会議


○議長(中谷多加二君) 次は、くらし環境委員会委員長 落合愼悟君。
       (四十七番 落合愼悟君登壇 拍手)
○四十七番(落合愼悟君) くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百六十七号議案「土木工事の請負契約の一部変更について(愛鷹山麓産業廃棄物不法投棄支障除去)」外二件であります。
 まず委員から、議案第百六十七号に関し産業廃棄物除去に係る行政代執行費用の回収状況についてただしたところ、当局から、原因者であるスルガ産業は既に倒産しているため措置命令を行った元代表取締役ほか四名に対し費用の納付命令を行う、納付命令後に財産調査を行って資産状況を確認していくが、全額回収は困難であるため代執行費用の約四五%は公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団からの助成、残りは県の一般財源からの支出を予定している、また排出事業者に協力金をお願いし協力金が納付された場合は、財団と県の支援比率に従い財団へ分配していく考えであるとの答弁がありました。
 次に、レストラン等におけるメニューの不適切表示を行った事業者への対応と今後の防止策についてただしたところ、現在不適切表示を自主公表した二十一件の事業者に対し、過去と現在のメニュー表示の状況、至った経緯、伝票等の確認を行っている、現時点までに確認した十五件の改善状況はメニューを改めたものが六件、メニューどおりの食材にしたものが七件、販売そのものをやめたものが二件である。
 また、現在消費者庁では表示に関するガイドラインの作成や景品表示法改正の検討を行っていることから、今後県としては事業者に対し、完成後のガイドラインによる啓発の強化や自主的な取り組みを促し、法改正後は関係機関とさらなる情報共有を図り、違反事案に対しては法に基づき厳正に対処していくとの答弁がありました。
 次に、リニア中央新幹線の環境影響評価に関しJR東海の中央新幹線の建設に係る環境影響評価準備書で示されている大井川水系の源流域において流量が毎秒二トン減少することへの懸念と県の対応についてただしたところ、今まで静岡市だけが関係市とされていたが、大井川下流域の市町にも影響を及ぼす大きな問題であると認識しており大井川水利調整協議会へもこの問題を伝えている、JR東海は不確実性が高いとして事後調査や流量減少を防ぐための保全措置を考えていくとしているが、この点に関して知事意見の中でより具体的な内容を盛り込みJR東海に示していきたいとの答弁がありました。
 なお、本案件については、委員から希少野生動植物や生態系等の自然環境に与える影響、残土処理場への懸念、関係自治体との連携状況、南アルプスのユネスコエコパーク登録に与える影響など多数の質問等がありました。
 そのほか、中学生、高校生に対する自転車事故防止への取り組み、ホテル・旅館等の大規模建築物の耐震診断結果公表時期猶予の考え方、ニホンジカ対策における捕獲後の適切な処分方法の検討、微小粒子状物質PM二・五の注意喚起体制の具体的な整備内容などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果としましては、議案第百六十七号、第百七十二号及び第百七十三号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡市葵区追手町9-6

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ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp