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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年6月静岡県議会定例会

市川 秀之 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/16/2022番目)
答 弁 者知事(再質問)


○知事(川勝平太君) 市川議員におかれましては二つの再質問、ありがとうございました。
 まず一つ目の原子力についてどう考えるかということですけれども、これは大学で原子力の研究をしているわけですね。なぜできるんでしょうか。それはコントロールが可能だからです。なぜコントロールが可能かというと小さいからですね。
 静岡県の浜岡原子力発電所、一号機、二号機、三、四、五とありますけれども、だんだんとこう規模が大きくなってくると。規模が大きくなるとコントロールが非常に厳しくなります。したがってですね、考え方を逆転すればすなわち研究をしながらかつ利益を生むというその分岐点があると思いますけれども、そうした観点で研究してみてはどうかという考えは持っております。コントロールが不可能であるようなことはしてはいかんということですね。コントロール可能な状況は有馬先生ほか活躍されていた頃にですね、大学でいろいろな研究がなされてきて今日にもそれがなされているわけですから、そうした研究とその損益分岐点のようなものがどこかにあるはずで、そういう観点でやっていくと大きくすることだけがいいことではないと。小さく効率的に考えるという考え方もあるかなという考えを持っております。
 それから、五箇条の御誓文はもちろん細かく言えば福井藩やあるいはその当時の武士がつくり上げたものでございまして、徳川家というよりも徳川時代の武士のこの持っていた倫理観、国家観、いわゆる経世済民をこの道と考える武士の道というか、士道と考える人たちのエッセンスが広く会議を興し万機公論に決するという、こういう一条に、また上下心を一にして盛んに経綸を行うと、官武一途庶民に至るまで各々その志を遂げ人心をしてうまざらしめんことを要すと、すばらしいと思います。旧来の陋習を破り天地の公道に基づくべしなどというのはですね、よく言ったなと思いますね。
 最後に、智識を世界に求めて大いに皇基を振起すべしと、つまり日本の国の基はこの天皇という存在にあるということもしっかり書き込んでいるわけですね。これは徳川将軍がというよりも徳川時代のつくり上げたこの武士道の、つまり儒教とか仏教とか神道とか全部入り込んだですね、そうしたものが新しい時代に対してどのような姿勢で臨むのかといったこととして集約されたものだと。したがって多くの人に受け入れられたと。
 ちょっと言葉足らずで今も言葉足らずかもしれませんけれども、そのような認識を持っております。以上であります。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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