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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年6月静岡県議会定例会

蓮池 章平 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:07/19/2017番目)
答 弁 者経営管理部長


○経営管理部長(伊藤篤志君) 情報戦略の再構築についてのうち、CIOへの民間人の専従起用についてお答えいたします。
 行政事務の改善や職員の働き方改革などを進めるためには、情報通信技術の利活用が不可欠であり全庁的に取り組む必要があると認識しております。このため副知事を本部長とする高度情報化推進本部を設置し本県の高度情報化の円滑な推進に取り組んでおります。あわせて行政情報化を全庁的に総合調整する情報統括責任者、いわゆるCIOとして本部長である副知事がこれに当たっております。CIOは県行政の情報化を全部局に指示し総合調整を行う役割を担っておりますので、現時点におきましては情報化を含め県全体の実情や課題を熟知している副知事が最も適任であると考えております。
 一方、情報通信技術の急速な進展、より巧妙で悪質になっているサイバー攻撃などに対応する必要がありますので、平成二十四年度より情報通信に関する専門的な知識や経験を有する民間有識者をCIOアドバイザーとして起用しCIOと一体となって情報化を進めております。また昨年度は特に専門性を有する情報処理システムの調達に係るガイドラインの作成に関して、その分野の学識経験者に技術的な助言をいただいたところであります。
 県といたしましては、産業、医療・福祉、教育などさまざまな分野で利活用が期待される新世代の情報通信技術に対応するため、今後も情報統括責任者――CIOのもとにCIOアドバイザーや各分野に精通した民間有識者の知見を生かし時代のニーズに合った県行政の情報化に取り組んでまいります。
 次に、働き方改革の基本的な方向性についてであります。
 働き方改革は、長時間労働の是正などを通じて労働生産性の向上に寄与するだけでなく職員のライフスタイルに応じて柔軟な働き方を実現し職員一人一人が個性や能力を発揮できる職場環境をつくり、ひいては組織全体の活性化につながるものと考えております。
 これまで本県では、全ての事業や業務について廃止を含めた見直しの徹底などによる業務の効率化に加えて定時退庁日の設定などによる時間外勤務の縮減、ストレスチェック事業などによる心と体の両面での職員のサポートなど行政の生産性向上に向けた取り組みを進めてまいりました。また半期ごとに行われる人事評価におきましては時間とコストを意識した目標を設定し、その成果を勤勉手当や昇給といった給与や任用などの人事管理の基礎として活用することとしております。
 こうした取り組みに加えて、今年度はワークスタイル変革として朝七時三十分から夕方十八時までの間で四通りの勤務時間帯を選択できる時差勤務や育児・介護職員向けにはさらに選択の幅を広げ九通りの勤務時間帯を選択できる早出遅出勤務を四月から試行しております。八月からは通勤時間の短縮や子供を連れた出勤を可能とするために、県庁と浜松総合庁舎の二カ所にネットワーク環境を整備したサテライトオフィスをモデル的に設置し、導入効果や今後必要となる情報環境などについて検証いたします。
 今後も、勤務時間をより柔軟に選択できるフレックスタイム制の導入や情報セキュリティーを確保しながら自宅でも働くことのできる環境の整備を進め、職員が働く時間と場所を柔軟に選択できる多様な働き方の実現など働き方改革の推進に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp