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本会議会議録

議会補足文書

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令和4年12月静岡県議会定例会
坪内 秀樹(文化観光委員会委員長)委員長報告
発言日: 12/21/2022
会派名:


○議長(藪田宏行君) 次は、文化観光委員会委員長 坪内秀樹君。
       (十六番 坪内秀樹君登壇 拍手)
○十六番(坪内秀樹君) 文化観光委員会における審査等の概要と結果につきまして御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百三十五号議案「令和四年度静岡県一般会計補正予算」外五件及び請願第三号(その二)「すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」であります。
 まず委員から、議案第百七十七号に関し国補正予算による旅行支援の実施期間についてただしたところ、当局から、国の全国旅行支援は新たな行動制限が必要な事態が生じないことを前提に対象期間は令和五年一月十日以降で各都道府県において設定すること、予算がなくなり次第順次終了となることが観光庁から公表されたことから国の制度改正の内容等を踏まえ事業内容を定め準備を整えた上で速やかに公表するとの答弁がありました。
 次に、請願第三号(その二)に関し大学生の修学支援の現状及び県独自の支援制度の充実についてただしたところ、令和二年度から国の高等教育の支援制度において授業料と入学金の減免制度の導入と給付型奨学金の対象者及び給付額の拡大により一定の所得層の負担軽減が図られている、さらに現在国において給付型奨学金の所得中間層までの対象拡大や大学院修士課程の学生を対象とした新たな奨学金の導入が検討されている、また県独自の奨学金制度を創設する場合には財源の確保とともに高等教育を受ける選択をした若者とそれ以外の進路を選択した若者との公平性の担保や給付対象となる世帯所得額などについて県民の理解を得られる制度設計が必要である、そのため現在の支援の効果や国の修学支援制度の見直し等を注視しながら研究検討していくとの答弁がありました。
 次に、ヴァンジ彫刻庭園美術館の譲渡申出に関し美術館の活用コンセプト案の考え方及び民間施設の受入れに対する所見についてただしたところ、県民の鑑賞機会の充実に加え文化芸術の創造や交流への積極的な参加を促進するなど県の文化振興に資するアートセンターとしての機能を検討している、民間施設は民間の創意工夫により運営していただくものと考えているが周辺市町からも支援要望があったことから県の文化振興に必要な機能を担う施設となり得るかどうかの観点で受入れの検討を進めていく、なお周辺三市二町により教育利用や観光活用等の支援を行う協議会等が組織される予定でありクレマチスの丘への交通アクセス確保を地元自治体で担っていただく方向であるが長泉町以外の周辺市町による財政負担については今後協議されていくものと考えているとの答弁がありました。
 なお、委員からは、教育的な要素などを含めさらに大きく展開できる構想を検討されたいなどの意見もありました。
 次に、東アジア文化都市の取組状況についてただしたところ、十一月二十九日に第一回実行委員会を開催し十二月一日に事務局を立ち上げた、この事業は特定の会場で行うものではなく交流・発信事業、コア事業、協働プログラム及び地域連携プログラムの四つの階層のプラットフォームをつくり事業を集約した上で一体的に広報して大きな成果を上げるイメージである、現在ロゴマークの作成や広報計画の調整、式典の準備、さらに本県独自の文化芸術事業をコア事業として準備を進めている、スポーツ、お茶、産業など文化芸術以外の分野にわたる協働プログラム及び地域連携プログラムについては部局長で構成する庁内推進会議で関連事業の調査を実施するとともに各市町にも参加をお願いしているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百六十九号から第百七十一号に関し公の施設の指定管理者の選定理由、新ビジョン評価書案に関しジュニア選手の発掘及び育成事業の取組内容、東アジア文化都市二〇二三静岡県実行委員会へのダイバーシティーの考え方の反映方法、歴史・文化資源を活用した周遊促進の取組、富士山静岡空港の国際線が現時点で運航再開に至らない理由及び今後の取組などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百三十五号、第百五十五号、第百六十九号から第百七十一号まで及び第百七十七号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定し、請願第三号(その二)は全員一致をもって不採択とすべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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