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本会議会議録

答弁文書

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令和5年2月静岡県議会定例会

小沼 秀朗 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/24/2023番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(太田博文君) 誰もが快適に移動できるバリアフリーな道づくりについてお答えいたします。
 県では高齢者、障害者等の自立と社会参加を支援するため、静岡県が管理する県道の構造の技術的基準等を定める条例に基づき移動等の円滑化のための道路構造の基準を定め、通学路の安全対策や無電柱化をはじめ全ての道路事業においてバリアフリー化に取り組んでおります。特に市町が駅や病院等の施設とこれらをつなぐ道路の一体的なバリアフリー化を推進する地区として定めた十三の重点整備地区では優先して歩道の段差の解消や点字ブロックの設置等を進めております。今年度末には計画延長七十八キロメートルの約七割に当たる五十七キロメートルが完了する見込みであります。
 今後さらなるバリアフリー化を進めるためには、県道に比べ市町道の進が低いことから、市町に事業手法に関する助言や技術支援を行うなど市町と連携し効果的な整備を推進してまいります。加えて市町に対しバリアフリー制度の周知や先進事例の紹介を行い新たな重点整備地区の設定を促進してまいります。
 県といたしましては、県民一人一人が生き生きと活躍できる環境を目指し引き続き高齢者、障害者をはじめとする道路利用者のニーズを踏まえながら道路のバリアフリー化に取り組み、誰もが快適に移動できる道づくりを進めてまいります。
 次に、掛川市内を流れる太田川水系の河川改修事業の進め方についてであります。
 昨年九月の台風十五号による豪雨は近年にない大規模な出水となり、掛川市内の原野谷川や垂木川などの県が管理する区間では護岸の決壊や堤防の欠損など二十五件の河川施設災害が発生いたしました。昨年十二月には国による災害査定により復旧工法を決定し、現在は工事の契約手続を進めているところであり、着手後は適切な工程管理により被災箇所の早期の復旧を図ってまいります。
 また、河道拡幅などの河川改修工事につきましては県内でいち早く策定した太田川水系河川整備計画に対象区間を位置づけ治水安全度の向上に取り組んでおります。このうち原野谷川では現在新吉岡橋上流の用地買収を進めており、来年度拡幅工事に着手する予定であります。また垂木川では県道掛川天竜線の新橋の架け替えや上流の用地買収を進めており、家代川におきましても一丁田橋より上流の用地買収に取り組んでいるところであります。
 激甚化、頻発化する豪雨を踏まえ、いずれの河川におきましても河川改修を加速させるとともに、流域の皆様が地域の水害特性や治水対策の現状を正しく理解して備える流域治水をあらゆる関係者と連携して推進してまいります。また太田川水系の河川情報紙てくてく太田川の充実など引き続き積極的な情報発信に努めてまいります。
 県といたしましては、太田川水系の災害復旧事業や河川改修事業を迅速かつ着実に進めるとともに、掛川市や地域の皆様と連携し水害に強い地域づくりに努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp