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ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




平成27年9月静岡県議会定例会
田内 浩之討論
発言日: 10/15/2015
会派名: ふじのくに県議団


○議長(吉川雄二君) はい、わかりました。
 次に、二十一番 田内浩之君。
       (二十一番 田内浩之君登壇 拍手)
○二十一番(田内浩之君) 私はふじのくに県議団を代表して、今定例会に提案された全ての議案について賛成し、第百十三号議案「平成二十七年度静岡県一般会計補正予算」に対し若干の意見を申し上げて討論といたします。
 本補正予算は、現在策定中の美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略の実現に向け静岡型地方創生に一歩踏み出した補正予算と評価いたします。以下三点について意見を述べます。
 まず一点目は、「農・食・健」連携型「健康・長寿の産業化・地域ブランド化」推進事業についてです。
 この取り組みは、食の都、農芸品、そして健康寿命世界一という県の特徴をミックスした取り組みと評価します。この事業の核となる農業は食を提供することに加えて美しい景観や美しい花卉を提供し、金銭では評価できない大きな心の潤いを私たちにもたらしているものです。
 農業に対して特に行政が応援できる分野である基盤整備と研究のうち、今回の予算は未来ある研究に要する費用であり、県の農業に貢献できる成果が生まれることを期待しているものであります。特に熟練農業の見える化におきましては、静岡県の高い研究力で成果を出し県の農芸品の付加価値生産性を高めることを期待しています。
 二点目は、県内企業と県外人材マッチング支援事業費についてです。
 地方創生には既存事業者の活性化が必要です。そうした中で私の地元湖西市には多くのものづくり中小企業がありますが、よい人材を何とか確保したいという声を頻繁にいただきます。松下幸之助氏の言葉を引用するまでもなく企業は人なりであり、今後の静岡県の活性化に必要な事業だと考えます。事業の運営におきましては高い技術と豊富な経験はもちろんのこと、郷土愛とチャレンジする心を強く持った人材の確保に力を入れていただきたいと思います。
 三点目は、伊豆関連の予算についてです。
 伊豆地域の創生のためには、攻めの観光振興そして行政体制の整備を進めるべきと考えますが、今回の補正予算はまさしく伊豆振興予算とも言うべきものであり、世界一美しい伊豆を目指す積極的な攻めの予算と評価したいと思います。特に賀茂地域における税の徴収事務の共同処理や消費センターの共同設置などの行政体制の整備におきましては、現時点の取り組みに対して高く評価をしています。
 今後は、具体的な取り組みとして挙げられている監査事務の共同化や教育委員会の共同設置、地域包括ケアシステムの構築、運用等を進めることに加えて、地方自治法第二条十四項に書かれている最少の経費で最大の効果を上げることと、第二条十五項の常にその組織及び運営の合理化に努めるとともに、他の地方公共団体に協力を求めてその規模の適正化を図らなければならないことのさらなる実現を期待しています。
 以上、第百十三号議案に対し賛成の立場から意見を述べさせていただきました。議員の皆様の満場の賛同をお願いして賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp