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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年9月静岡県議会定例会

田内 浩之 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/20/2019番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 地域交通の充実についての御質問、正確には地域交通のサービスの充実についての御質問にお答えいたします。
 近年、人生百年と言われるようになりました。全ての人が年齢相応に元気に活躍し、安心して暮らすことのできる社会が求められております。特に高齢者が豊かな生活を送るためには移動手段となる各地域の公共交通の充実が必要不可欠であります。
 県内では、路線バスや市町で行う自主運行バス、デマンド型乗り合いタクシーなどそれぞれの地域の実情に応じた取り組みがなされております。県ではこれら事業に対し経費の助成などを実施しているところです。特にデマンド型乗り合いタクシーに関しましては県内十四の市町で実施されておりまして、今後ともその取り組みが増加していくものと考えております。
 こうした中、最先端通信技術を活用した公共交通の実用化に向けた取り組みを進めていくことが重要です。特に注目を集めているのが御指摘のMaaS。MaaSというのは、モビリティ・アズ・ア・サービスの頭文字をとったもので移動サービスのことですけれども、このMaaSにつきましては鉄道、バス、タクシーなど複数の交通手段の検索、予約、決済をスマートフォンなどで一括して行うことが可能となります。さらに将来は過疎地域での小型モビリティーの活用や都市部でのEVバスの運行など自動運転の導入も含め、さまざまなニーズに応じたサービスの展開が期待されます。
 県では、このMaaSに関する取り組みの一環として、ことしの四月から東急さんやJR東日本さん等の関係機関とともに市町をまたいだ広域の範囲における試みとして全国初となる観光型MaaSの実証実験を伊豆地域で実施したところであります。この実験では下田市中心部における移動手段としてデマンド型乗り合いタクシーを運行し、観光客を中心に御利用いただきました。さらにこの十二月からは実証実験の運行エリアに病院やスーパーマーケットなどの住民の日常生活に必要な施設への運行を拡大いたします。
 デマンド型乗り合いによる新たな公共交通としての可能性を検証するとともに、あわせて特定区間におきましては自動運転車両の走行実験も実施することとしております。
 県としましては、今後とも新たな交通サービスに関する実験を進めこれからの時代に対応した県民の誰もが利用しやすい公共交通となるように積極的に取り組んでまいります。ありがとうございます。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp