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本会議会議録

議会補足文書

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令和元年6月静岡県議会定例会
深澤 陽一(危機管理くらし環境委員会)委員長報告
発言日: 07/08/2019
会派名: 自民改革会議


○議長(鈴木利幸君) 次は、危機管理くらし環境委員会委員長 深澤陽一君。
       (四十三番 深澤陽一君登壇 拍手)
○四十三番(深澤陽一君) 危機管理くらし環境委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百五号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」外四件であります。
 最初に、危機管理部関係から申し上げます。
 まず委員から、県内外の消防防災ヘリコプターの配備体制についてただしたところ、当局から、県内では静岡市、浜松市及び県に一機ずつ配備されており全国では五十五団体に配備されている、本県は三機体制で運用しているがメンテナンスの時期を三団体で調整するなど効率的な運用の全国的なモデルであると考えている、また長野県、山梨県との間で相互応援協定を締結し県内の消防防災ヘリコプターが出動できない場合の広域的な協力体制を構築している、なお操縦士不足が全国的な問題となっているが、県の消防防災ヘリコプターについては二人操縦体制に順調に移行できる見込みであるとの答弁がありました。
 次に、総合防災アプリ「静岡県防災」の普及促進に関し教育委員会との連携の必要性及び市や町が主催する各種集会等の利用についてただしたところ、学校での防災アプリの有効活用については教育委員会と相談して取り組んでいきたい、また訓練や集会等の場で実際にダウンロードをしていただくことは効果的な普及につながることから検討していきたいとの答弁がありました。
 そのほか、地震防災センターのリニューアル、富士山ハザードマップの見直し内容、機能別消防団員制度の概要、地震・津波対策等減災交付金の執行率向上のための取り組みなどについても質疑等がありました。
 次に、くらし・環境部関係について申し上げます。
 まず、リニア中央新幹線トンネル工事に伴う検討課題への対応状況及びマスコミ報道における知事の発言についてただしたところ、大井川水系の水資源等の保全については環境影響評価法に基づき平成二十九年四月にJR東海に対しトンネル湧水の全量戻しを求める知事意見書を出して以降、質問書を二度出すとともに専門部会等において対話を続けてきた、利水者等の納得が得られる状況になってはいないが質問書に対する質疑も一巡したことから現段階での論点を明確にするため、これまでのJR東海からの回答と専門部会委員の意見を整理した上で利水関係協議会の意見を聞き中央新幹線対策本部として中間意見書を取りまとめた、県としてはトンネル工事に伴う水資源や自然環境への悪影響に対する利水者、地域住民の不安を払拭することが最優先課題であると考えておりJR東海には誠実な回答を求めている、また対話に耐え得る内容の回答を求めることとしており回答期限は設けていない、なおリニア中央新幹線沿線九都府県にこれまでのJR東海との対話の内容を理解してもらうため中間意見書を送付するとともに難波副知事及びくらし・環境部で訪問し説明する、またマスコミ報道における知事の発言のうち地域振興策についてはJR東海が県に提示するものであり、提示があり次第中央新幹線対策本部で検討していくことになると想定しているが、南アルプスがエコパークであるという視点で御提示いただけるものと考えている、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会については、同会の目的はリニア中央新幹線の早期建設であり九都府県が加入している、リニア中央新幹線の二〇二七年開通を目指している同会の会員県とリニアの意義には賛同するものの水資源や自然環境への悪影響を懸念する静岡県には立場の違いがあるとの答弁がありました。
 次に、議案第百五号に関し子供の安全確保緊急対策のうち防犯まちづくり推進事業費の内容についてただしたところ、小学生を対象とした体験型防犯講座「あぶトレ!」の実施回数をふやすとともに不審者の特徴や不審者からの逃げ方を学習してもらうためDVDを作成し各学校に配付し活用を図ることとした、また各家庭でも学習してもらうため講座内容のホームページへの掲載などについて「あぶトレ!」監修者と相談し検討したいとの答弁がありました。
 そのほか、議案第百二十一号に関し民活事業契約の増額の要因、自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の周知方法、首都圏からの移住・定住希望者に対する就業や住居に関する情報提供の取り組み、第二種特定鳥獣管理計画における目標生息頭数の変更の必要性などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百五号、第百十二号、第百十五号、第百二十一号及び第百二十四号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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