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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

四本 康久 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/01/2020番目)
答 弁 者知事


○副議長(良知淳行君) 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 四本議員におかれましては、先ほどの増田議員と同じくネクタイをきちっとお締めになりダークスーツで議場に臨まれております。気がつけば良知副議長も背広を着ておられるということで威儀を正すという言葉がありますけれども、本日は偶々六月議会における質疑、答弁の最終日に当たっておりまして議場に臨まれる議員の皆様方の威儀を正した姿勢に敬服をいたしますが、一方で日本の夏もいよいよ熱帯のようになってきました。例えばフィリピンですとバロンタガログのような涼しげなクールビズがございますし沖縄にはかりゆしがございます。静岡県もふじのくに静岡県らしいクールビズでどこにも堂々と出られるような、そういうドレスコードが何とかできないものかと強く感じるところでございます。
 さて、四本議員にお答えいたします。
 富士山についてのうち、新しい生活様式に対応した富士登山についてであります。
 霊峰富士には世界中から多くの登山者が訪れ山頂を目指しておりますが、今年度は新型コロナウイルス感染症防止のためやむなく開山を見送りました。今年の夏は山麓の構成資産等を巡っていただき富士山の顕著な普遍的価値の理解を深めていくなど、ぜひ仰ぎ見る富士山を楽しんでいただきたいと考えております。富士山が世界文化遺産であるというその文化についてお考え頂き、また楽しんでいただくそういう機会になればと切に願っているところであります。
 一方、来年の夏には富士登山を再開できるよう様々な観点から課題を抽出して解決を図るなど万全の感染症予防策を講じる必要があります。特に週末やお盆の時期には山小屋はもとより登山道も密集、密接のリスクが高くなりますことから、実効性のある対策を立案し関係者や登山者の皆様の御協力を得て実行する必要がございます。
 本年五月、山岳医療救助機構が公表した登山再開に向けた知識におきまして山小屋での感染症対策として登山者の発熱の確認、手洗い、消毒の徹底、室内や就寝場所でのソーシャルディスタンスの確保などが示されました。この提案を見ますと現状の山小屋は根本的に設計をし直さねばならないというのを強く感じるところでございます。感染の疑いのある登山者が発生した場合の救急搬送体制も問題となります。水や物資が十分でない特殊な環境にある富士山におきましては独自の取組が必要になりました。このため静岡・山梨両県、国、地元自治体、山小屋などで構成する富士山における適正利用推進協議会におきまして、専門家の御意見も踏まえながら早急に課題解決に向けた検討を進めていこうと考えております。
 富士山は国内外から訪れる多くの登山者が憧れている山であります。日本の誇りであります。来年夏の開山を期待する声は大変大きいものと受け止めております。ウイズコロナの時代であっても美しい富士山の登山を楽しみ、山頂からすばらしい眺望を堪能し、あなたと御一緒に虹が架かる中御来光を仰ぐことができた、そうした感動を多くの人たちが味わうことができて、そしてまた富士山の文化的価値を御理解いただけるように対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp